どれだけ本気で何かをより良く作ろうとする仕事に没頭しようが、
やったことのない人間には、いつまで経ってもそれがどれだけすごいことなのかなど一生かけたってわからないのだ。
それどころか、
「それ、AIに自動でやらせたら早いんちゃう?」
「そのうちそれもAIでできるようになるんやろな」
とでも言われる始末である。
たいていの場合、君の思う「本当にいいもの」などその程度だ。
群がって、わかりもしないのに踊らされ、とりあえず喜ばしい。
「本当のところ」なんでもいい。
「ほんとう」は疾うにどこかへ行ってしまった。
世界など
無駄の意味もわからぬバカと、行間に横たう美もわからぬグズで溢れている。
馬鹿げている。
お前ら如きに
我らの美学などわかられてたまるものか。
踏み倒されることなど、あってなるものか。
それらは何者でもなければ戯言で、何者かであれば格言だろうか。
所詮はどれも、詭弁だろうか。
いや、待ちたまえ。
あいつに詭弁は必要ない。そして私にも、それは必要がない。
故にここまでである。
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