2024年3月のお花(ラナンキュラス)
春の息吹を感じる朝
朝日が窓辺に射し込むと、部屋には柔らかな光が満ち渡ります。その光を一層美しく見せているのは、サブスクリプションで届いた花々の力。ラナンキュラス、ルビナス、ナズナ、キルタンサス、アネモネと、各々が春の訪れを告げるように窓辺を飾ります。
豊かな色彩のラナンキュラス
中でも目を引くのは、豊かな色彩のラナンキュラス。この花は、バターカップ科に属し、その名前は「小さなカエル」という意味のラテン語「ranunculus」から来ています。水辺に咲くカエルにちなんで名付けられたと言われています。重なり合った花びらは、まるで洋服のフリルのようで、触れるとふんわりとした感触があります。
ラナンキュラスは、色も形も多様で、赤や黄色、ピンクなど、明るい色が多いのも特徴です。そんなラナンキュラスの赤は、春の暖かさを一輪に込めているよう。寒い冬を乗り越え、春に向けて力強く花開く様は、私たちに活力を与えてくれます。
春の野を歩くように
隣で咲くナズナは、日本の野原に自生する小さな花。一見すると野草のようですが、繊細なピンクの花をつけ、春の野を歩いているような気分にさせてくれます。ナズナの別名は「ペンペン草」ともいい、子供たちが春の野原で花冠を作る光景を思い出させます。
窓辺のアクセント、キルタンサスとアネモネ
キルタンサスのオレンジは、強烈なアクセントを窓辺に加えています。原産地である南アフリカの太陽のようなその花色は、春の光を最大限に反映して、室内に生命感をもたらします。
一方で、アネモネは白い花びらとオレンジの中心がコントラストをなし、清楚でありながらも力強さを感じさせる花です。花言葉は「はかない恋」「期待」。新たな季節の訪れに胸を膨らませながら、その儚さと共に美しさを際立たせています。
春の花たちとの暮らし
毎日、これらの花たちを眺めることは、心に静かな喜びをもたらします。それぞれが異なる物語を紡ぎながらも、調和を保ち、窓辺の小さな庭を形作ります。サブスクリプションを通じて届くこれらの花々は、忙しい日々の中でも自然とのつながりを感じさせてくれる貴重な存在です。
写真について
朝に撮ってみましたが、今回は光量の加減が難しくてなんか妙にアーティスト系な写真になってしまいました・・・・
次月もまた、新しい花たちがどんな色彩や形、香りをもって私のもとに届くのか。そんな期待に胸を躍らせつつ、春のささやかな喜びを噛みしめる毎日です。
では、また!
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