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#パレプロワンマン2023 「Stepping Prism」感想

2023年12月30日、年末恒例となりつつあるPalette Projectのワンマンライブ Palette Project 3rd one man live 『Stepping Prism』について感想なりを綴っていきたいと思います。


2023年はパレプロにとって大きな年となった印象がある。
特に上げるならば2ndワンマンにて発表され、2/18に行われたあおぎり高校とのツーマンライブ『めいくあっぷ!』はツーマンライブということもあり今までのライブとはまた違ったアプローチによりファン層の拡大と露出を成し遂げたように感じた。
そして8/6を「パレプロの日」とし8/5~8/6に開催された『パレプロ感謝祭2023』ではライブのみならずファンミーティングも同時に行いライブだけはない普段の配信上におけるパレプロの楽しさ、というものをファンと一体となって作り上げた大事なイベントだったと思う。
そして年末開催された3rdワンマンライブ『Stepping Prism』は2023年のパレプロとしての集大成としてのライブに否が応でも期待してしまうというものなのだ。


今回の会場は新宿ルミネゼロ、現地チケットが完売するという快挙もあり会場内が埋まっている様子はこちら側としても感慨深く、そして熱気が伝わるような感じがした。

開演を今か今かと待っている中流れるアタックムービー、これがあるとないとではテンションの上がり方が全然変わると思う、そしてパレプロはこれの作り方が上手い。カウントダウンだって加速するよ。

いよいよライブが始まる。
最初は全体でのパフォーマンス。
ドリームインブルーム!→きっと、アイだねの順に披露された。
前回のワンマンの表題曲でもあるドリームインブルーム!はともあれライブの開幕を務めるにはうってつけの楽曲ではないでしょうか。
ヘイ!ホー!と声を出して準備運動にもバッチリ。
きっと、アイだねは中々お目にかかることができないレア楽曲として半ばネタ的にも扱われていたりもするが先立って行われた3rdワンマン情報解禁ライブで披露されライブMVとして動画が公開されたこともありここでの披露は嬉しかった。アイドル的な楽しさと可愛さ満載のこの楽曲は自然とノリノリになれる。

全体でのパフォーマンスが終わりユニットの番になるがトップを飾ったのはREGALILIA!レガは中盤に出てきて一気に空気を変えていくイメージだったがトップに出てきたのは驚いた。
Close to You→MORAL→快進劇→Tiny Brave→キライラとこちらを休ませる暇を与えないセトリで攻めてくるのはさすがレガ。
パフォーマンスはもちろんだがレガの二人はこちらを煽るのがとても上手い。Close to Youで一緒に叫ぶヤバい!とうとい!顔がいい!は楽しい、かと思えばMORALでは攻撃的な楽曲と歌声に圧倒される。軽快なMCでのギャップというのもレガの魅力。
そして個人的に一番良かったと感じたのはTiny Brave、今回のライブの中でも完成度が群を抜いていたと思うのですがどうでしょうか。

次に出てきたのはRouteHeart。
Dramatic Parade→ココロステップ→夢堕ち(!)→Re:Myself→ラブ・ラビリンスというセトリ。
ドラパレからのココロステップと緩急を効かせたあとに満を持して披露されたのは『夢堕ち』、ついにきた…!という衝撃は観客一体となったのではないだろうか。
もはやアンセム的なRe:Myself、そして自分としては初めて現地で見れたラブラビは感動。
今回特にこぱちゃんのダンスが際立っていたように見えた。それは動きのダイナミックさや仕草一つ一つの可愛さであったり。隣に立つロナロナとの対比も素晴らしく良かった。そして七海ロナさんは歌が上手すぎる。

ユニット最後はもちろんSputrip。
曲順はStarry☆Melody→アイドライフライト→Dreamin'Train♡→with your JOURNEY→トイ×トイ☆パーティ!
Starry☆Melodyは名刺代わりの一曲としてだけではなく盛り上がるには十二分の楽曲、そして続くフィーチャー曲は個々の魅力を味わえる。

ただ今回のライブを語る上でここだけは外せなくなってしまうのがwith your JOURNEYの終わり際、トイ×トイ☆パーティ!に続くところで起きたトラブル。
今まで大きなトラブルがなかったのでこれにはびっくりしたけれど個人的にはライブ感というものを感じられたし自然と起きたコールは暖かみが見られたしトラブルを感じさせないその後のパフォーマンスはとても素晴らしかった。

ユニットの出番が一通り終わると若干の間があり再び全体でのパフォーマンス。
『君がいるから』はパレプロとしての原点、それが詰まっていると思っていて曲を聴くたび、パフォーマンスを見るたびに感謝の気持ちが溢れる。
『キミイロクロニクル』は今回のワンマンの表題曲の一つ。
希望溢れる曲調と歌詞、見栄えあるダンスはパレプロならでは。
アンコールではアイドルらしいライブTシャツに着替えて『君と歌いたい歌がある』がまず披露された。
この曲が持つ意味というものも今回で一つの完成を迎えたのではないでしょうか。
そしてラストMCの後最後は『せーの!虹のファンファーレ』で締めくくる。
この前のメッセージ性溢れるMCのおかげで感情を揺さぶられたあとにくるこの曲はあまりにも綺麗で自然と涙が出ました。


パレプロ独特な特報では早くも新曲とバレンタインライブの開催発表で次を示し、詳細こそ不明ではあるが新しい何かを期待させる動きもあったりと未来に向けて進むパレプロには楽しみしかない。

ここだけの話、2023年は個人的な都合でリアルタイムで配信が見れない事が多かったり、めいくあっぷ!や感謝祭も現地に行けず配信での視聴になりほんの少しではあるがこのままではパレプロに対する"熱"というものが冷めてしまうのではないか、という自分自身に感じる不安もあった。
ただやはりパレプロのワンマンライブはそれを吹き飛ばす力がある、というのを肌で実感した。パレプロは最高なんだ。

Palette Project 3rd one man live 『Stepping Prism』は彼女達がこれまで歩んできた道を一つ一つ振り返りながら、その先へ続いている輝くステージにステップしていく、そんな姿を見ることができたライブだった。

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