見出し画像

Microsoft Office(3) -OfficeプレインストールPC(問題点その3)

Officeプレインストールの問題点(Office Premium+365サービスの場合)


2014年10月Microsoftはさらに日本のOffice事情をややこしいことになる施策・サービスを開始

サブスプリクション型でなおかつクラウドサービスを主体とした新たなタイプの製品Office365solo(現Microsoft365Personal)とプレインストールでのOffice Premium+365サービスを開始したのだ。

まずこの「サブスプリクション」なるサービスが何ぞやというところから始まった。日本人でも形のある「レンタル」なら理解できたのだがPCに当たり前にインストールされていたOfficeを何で年払いで契約しなけりゃいけないのだというお考え。
※そもそも当たり前にインストールされているという誤った意識が埋め込まれている。

次にOffice Premiumだ。
Office365は「常に最新版」の機能がアップデートされ使うことができる。それを日本にしかないプレインストール版にも当てはめたのだ。
スタート時期は2014年なので両方ともOffice2013と同等の機能でスタートした。この時点では何の問題もない。

その翌年にはOffice2016が発売される。ここからややこしくなる
Office2013プレインストール版を購入した人は機能はそのままだ。Office Premiumを購入した人はOffice2016に搭載された機能が使えるという大きな差が出た。さらにマスコミなどもOffice PremiumはOffice2016にグレードアップされたなどと十分に理解しないまま記事をリリースしている。
※正確にはOffice365soloのバージョンアップに合わせて機能が追加されているだけで2016になったわけでは無い。

Office PremiumとOffice 2016の違いについて教えてください。

メーカーも慌ててこんなリリースを出す始末。

ただここでもそんなに大きな問題にはならなかった。

これから起きる問題とは

  • プラス365サービスの期限切れ(サポートに電話すると「有料?」)

  • 再インストールの問題(Microsoftアカウントの理解不足)

  • 友人のPCはこの機能が使えるのに最近購入した俺のPCでは使えない。

  • 最新のOfficeになるといっていたのにOffice2019が発売されても表示がOffice2019に変わらない。

いろいろ出てきます。さらにOffice2016と2019が厄介なシロモノになるのです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?