見出し画像

Happy Life 戦略通信 vol.497

人と反対のことを意識してみるといつもとは違った認識が見えてきます。人と違ったことというのは、自分以外の周りの大多数の人たちがしていること、考えていること、行動していること、話していることなどです。例えば大型連休になると、旅行したりするから飛行機や、電車は満席、道路は大渋滞です。また、マスメディアと言われる、テレビや新聞、雑誌。書店に足を運べば平置きされている書籍等のジャンル、流行っている飲食店の傾向、こういった日々の日常で目にするものについて考えてみてほしいと思います。
自分の目につきやすいということは、多くの人たちが気にすることであるということがわかります。大型連休には大型連休以外の日にちとは比べ物にならないほどの金額を払って大渋滞、満席の中、どこかに行こうとします。マスメディアは、トレンドの内容など多くの人が気にしているような内容を中心に流します。飲食店についても売れる飲食店が増えます。書店に平置きにされるものも、売れるジャンルのものを平置きにします。全ては経済の循環が起きやすくなるように行われています。
さて、経済循環は仕掛ける側と仕掛けられる側に分かれます。あまり良い気持ちの言い方ではないのですがわかりやすくするためにあえてそういう言い方にします。本来は需要のあるものに供給側が合わせているということになります。仕掛けられる側は主に消費者側です。お金を支払う末端か末端に近い側になります。つまり私たちになります。大きな経済循環を産むための原資側といえます。お金を使う方ですので、下手をするとどんどん奪われてしまいます。
さて、消費に回る側と今度は反対の考え方をしてみましょう。大型連休は特にいつもと変わらないようにする。大型連休ではない時に一般的な大型連休のように過ごす。マスメディアで言われている内容の反対を考えてみる。書店に平置きにされているジャンルの反対のことを考えてみる。これらを考えていくと、仕掛ける側の意思が感じられるようになってきたり、一般大衆の心理のようなものが感じられるようになります。これがわかるようになると、今度はお金が入ってくる思考へと変わります。現実には、時間とお金が膨らむような方向の考え方になってきます。
時間を有意義に使えたり、自由にコントロールできたり、お金も使っても入ってくる方が多くなるようになったりします。

今日もFine!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?