12/1 イマジナリーよしき

長距離トラック運転手のよしき

※ここに書いてあることはすべて個人の妄想であり、架空のよしきです。

29歳。

年の離れた兄が二人いる、三兄弟の末っ子。

両親と祖母(祖父はすでに他界)と同居。

おばあちゃん子。

兄二人は医者と弁護士。

よしきも兄二人に幼いころから勉強を教わるなどで成績もよかった。

高校は兄二人と同じく県内随一の進学校へ。

だが幼馴染のケンちゃんがいじめられているのを助けた際に、暴力事件として取り沙汰されてしまい、退学へ追い込まれる。

両親はまた別の高校への転校と、大学受験を勧めたが、よしきは就職の道を選ぶ。

しかし、狭い市内ではよしきの噂は尾ひれをつけて広まっていたため、なかなか就職先が決まらない。

そんなとき、道端で助けたおばあさんの息子が経営している運送会社に拾われる。

免許も持っていないよしきだったが、運送会社での雑用の仕事をこなしつつお金を貯め、会社の補助も受けて大型免許を取得。

18歳の春、晴れてトラックドライバーとしてデビューする。



トラックはいい。
俺をいろんなところに連れて行ってくれる――

YOSHIKI

行く先々でたくさんの出会いやアクシデントに見舞われつつ、よしきのトラックの旅はつづく。

たまに実家に帰ると、ケンちゃん(実家がよしきの家の近所の肉屋)が、よしきの大好物のコロッケを用意して待っててくれる。

よしきはそれをゼロコーラと飲みながら、ケンちゃんといっしょに食べるのが大好きだった。

ケンちゃんも、よしきと一緒にコロッケを食べる時間が大好きだった。

でもそんな楽しい時間もつかの間、また、よしきの新しい旅は始まる。

 


俺の運ぶ荷物を待ってる人がいるから――

YOSHIKI

 

長距離トラックドライバーよしき

※重ね重ねになりますが、ここに書いてあることはすべて個人の妄想であり、架空のよしきです。

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