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憧れの尾瀬へ

6月5日〜6日

永年の憧れだった尾瀬 水芭蕉咲く中を歩いてみたい 今の季節 TV📺で見るたびに 自分の足で歩けるうちに 一度は行ってみたいと思っていた

山好きの息子が その夢を叶えてくれると言ってくれたのは 1ヶ月ほど前

突然の嬉しいお誘いに すっかり舞い上がった私

義妹も誘って2人で行くことに

子供が遠足を指折数えて待つように 毎日が楽しみな日々に

6月4日

その日はあっというまに来た

新幹線で大宮まで

駅まで迎えに来てくれた息子夫婦に連れられて 叙々苑で美味しいランチをご馳走になり 電車を乗り継いで息子の所へ

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千疋屋のケーキもゴチになり 持ち物の点検も済ませ 明日のお弁当の焼きおにぎりを18個作り 夜中の2時前には出発だから8時には寝ようということになったが その時間に眠れる訳が無い

息子達は慣れているのか すぐに眠ったようだが 妹と私は眠れずにおしゃべりしていたら だんだん目が冴えてきて 結局一睡もしないうちに時間になり 起きてきた息子に 話し声がうるさいと叱られる始末 😥

40年前の親子の立場が逆転してる😅

6月5日

夜中の2時前に出発  車を走らせること3時間

戸倉の駐車場に着いたときには すっかり明るくなった5時少し前

もうすでに駐車場は半分くらい埋まっていて 遠く関西方面からのナンバー見えた

お天気は残念ながら雨模様の予報だが

さすが 尾瀬

全国各地から訪れる人が多い!

登山口の 鳩待峠まではバスで🚌

いよいよだー! 尾瀬に来たんだ、本当に!

山の鼻までは3.3キロ 下りの山道が続く

という事は…?

帰りは一番最後の疲れた時に この山道を登らないといけない   という事か!

大丈夫かな……?🥺

石の階段で足を滑らせないよう 注意しながら降りて行く

木々の間から時々間近に 山頂にまだ雪の残る至仏山の姿を望むことが出来た

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山の鼻近くになったあたりから 水芭蕉が姿を見せてくれた

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山の鼻では 植物研究見本園の中も散策できた

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前方には 燧ヶ岳 後方には 至仏山

水芭蕉とリュウキンカ

まだ雪が解けたばかりで 花の種類は限られている

リュウキンカに見とれていたら 向こうの森のあたりに動く黒いもの 熊さん🐻だ! そのまま森の方へ消えて行ったが あまり近くまで行かないことにした

おにぎりで一休み🍙

次の牛首分岐までは 2.2キロ

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木道の間に咲くリュウキンカ

キラキラと金色に輝いている

次の竜宮小屋までは2.2キロ

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トイレ休憩もしたい!

急いで 急いで!

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枯れ草の中に咲く ショウジョウバカマ

最後の目的地 見晴まで行くと 今夜のお宿 弥四郎小屋が待ってる 後1.6キロ

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到着しました お疲れ様!

まだお昼前ですが お腹が空きました おにぎり食べていたら ヘリコプター🚁が来るので風に注意して下さいとお知らせが

タンカーに怪我人? 救助のヘリのようです

こんな山の上で怪我や病気になると 大変なことになってしまうんですね🥺😔

ここまででも充分歩いたと思いのんびりまったりとしていたら まだチェックインにも早いし せっかく来たんだから 尾瀬沼まで行ってみようよ との息子の誘いに 時間はどれくらい?

往復4時間とアッサリした答え

えーっ?💦 これからまた4時間も?

まだ早いから時間が勿体ないよ と言われ渋々着いて行くことに お天気もあがってトレッキング日和になってもいたし

さて ついて行ったはいいがこちらは尾瀬ヶ原の木道とは大違い!

大きな石🪨がゴロゴロの狭い坂道を 登ったり降ったり ぬかるんでいて足の置き場に迷うところもあり まだ雪が残っていて滑って転びそうな所も 雪で倒れた木が道を塞いでいるところが何ヵ所も

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雪解け水が 岩の上から流れていて 足を滑らせないよう注意しながら登る

私も70過ぎた高齢者だけど もっとお歳を召したような方達にも出会った

皆さん凄いなーー!

足元に気を付けて ゆっくり行って下さいね と声をかける

山では 初対面の人でもお互いに相手を気遣って 優しい気持ちで声を掛け合う

そんな所も 私が山を好きな理由の一つかもしれない

大自然に抱かれると 誰でも素直な優しい気持ちになれる様な気がする

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2時間余り歩いて ようやく尾瀬沼までたどり着き 残りのオニギリを食べ尽くして しばらく尾瀬沼の辺りを散歩した この頃にはお天気もすっかり晴れて☀️ 陽射しが眩しいくらいだった

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弥四郎小屋までの帰り道は 来た時に比べると足どりが軽いように感じた

疲れた体に 熱いお風呂は身体は勿論心までもあっためてくれた

真向かいには 穏やかな稜線の至仏山がハッキリと

あーーー! し あ わ せ !!☺️

なんて幸せなひとときだろう!

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小屋の外では息子達がケーキとコーヒーでくつろいでいたようだ

ばば達はお風呂の方がいい😉

待ちに待った夕食

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ハンバーグも温かいかきたま汁も 絶品だった

かきたま汁は美味しくて お代わりしてしまったが 息子は3杯目のお代わりまでお願いしたがさすがに売り切れだった

ご馳走さまでした😊

美味しいご飯を頂いた後 疲れが出た老婆は 早々に布団に バタン、キュー😴

今日は約20キロ 9時間近く歩いた

歩いた歩数は  35,589歩  スゴイ!!

6月6日

夜中に雨の音で一度目が覚めたが またすぐに眠りに落ちた

朝5時前、やっぱりかなりの雨

お天気良ければ アヤメ平を廻って 鳩待峠に向かう予定だったが この雨では老婆達にはキツいだろうと 真っ直ぐ帰る事に予定変更して 出発時間も8時と遅らせ ゆっくり行くことに

5時半 朝食

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今朝のご飯は 鮭に卵焼き 胡麻豆腐と野菜サラダにとろろ 切り干し大根と胡瓜のマヨネーズ和えなど 限られた食材でいろいろ工夫して美味しいおかずを作ってくれている

ご馳走様! とっても美味しくて大満足でした!

お櫃のご飯も 残すのは勿体ないと 息子がお茶碗てんこ盛りにして平らげました😆

雨の中でも 6時過ぎになるとポツポツ出発する人達も

色とりどりの雨具が鮮やか!

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私達も お世話になった 弥四郎小屋の皆さんにお別れの挨拶をして 出発することに

東電小屋を目指して牛首分岐まで行く 尾瀬ヶ原を一周するコースです

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雨の中の尾瀬を歩くのも風情があっていいもんだよと 息子

カッパを着た私達が歩きにくいだろうと リュックも荷物も全て自分の大きなリュックに詰め込み 30キロはありそうな大きなリュックを背負った息子 

なんと頼もしいことか!

お陰で私達は身軽に!

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姫石楠花 ようやく咲き始めたところだろうか

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竜胆だと思うが 生憎の天気なので花は萎んだまま 尾瀬ヶ原の中で2、3個しか見かけなかった

山の鼻で最後のトイレ休憩を済ませ ここから鳩待峠まで 最後の登りになる

雨で濡れた石の階段でコケないように 注意しながら登る

カッパを着てるから 暑い🥵💦

外からの雨と内からの汗で 徐々に着てるものもびしょびしょに

カッパも本格的な登山用のでないから 通気性が悪く蒸れる

何度も休み休み登ったが 鳩待峠に着いた頃には 下着まで汗でびっしょり💦

私達は帰りだが これから尾瀬ヶ原に向かおうとする団体さんが大勢 この雨の中を☔️

雨だろうと 前々からの予定は変えられないものね 気を付けて 行ってらっしゃい!

楽しかった尾瀬に感謝と別れを告げて 

名物の 花豆ソフトを頬張りながら バス🚌乗り場まで歩いたのでした

帰りのバスは満員で 補助席までビッシリ 超密状態😫 大丈夫かな〜?

こうして1泊2日の尾瀬歩きは終わりました

ニッコウキスゲの咲く時期にまた来てみたいけれど 今回が最初で最後になるのかな!?

帰りは 途中で吹き割りの滝を見たり

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滝のすぐそばの閑静なお店でお蕎麦を食べて

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道の駅に寄ったり 楽しい思い出がいっぱいできた2日間でした      大満足!!😊😃

今日は10キロ程歩き   16,705歩でした

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