環境を変えること

cakesを定期購読している。
幡野さんの人生相談、
なんで僕に聞くんだろう?が読みたくて。
今日はちがうかたへの相談が
目に止まった。
実家にいて、
母とうまくいってないのに、
ここを抜け出すことができません。
仕事は続かず、
家で内職をしていますが、
持病があり、
お金はほとんど治療費に消えます。
わたしなんか生きてないほうがと
思います。
飛ばしすぎだけど、そんな内容。

それに対して。
あなたはこうおっしゃった。
「つらくて無力で悔しくて、なにもできない自分が情けないです。」
それはなんとかしようとしているからこそ。
そもそもはなから投げ出していたら、
「何もできない」なんて悩まないもん。
だから、内なる炎をたたえましょう。
大事に大事に燃やしましょう。

だれに相談するか、って
ほんとに大事だなあ。
否定されなかったことで、
このかたは続きを読めたんじゃないだろうか。

いちばんはじめに書いてらしたアドバイスは、
すこしでもいいから、
環境を変えること。
人間追い詰められると
二択に追いやられがちです。
生きるか死ぬか、みたいな。
そんな自分に気づいたら、
日常から一歩だけズレてみるんです。
家で内職をやらないで、
場所を変えてみる。
外に出る気力もないなら、
すきな漫画を手元に置いたり
アロマを焚いたりしてみる。

これを読んで泣いてしまった。
この相談者のかたの気持ちが
めちゃくちゃわかる。
どうにかしたいのに、
どうしていいか、
本当にわからなくて苦しい。
助けて。
助けてほしいと相談できはって、
本当によかったし、
この方に相談されてよかったね、って思った。

こんなことくらいができないの?って
思われるかもしれない。
だけど、囚われてるとこうなのだ。
ほんのちょっとのこともできないのだ。
ギリギリのところで、
死にたくない、って
言えてよかった。

この相談者さんがわたしの友達なら、
うちおいで、って言いたい。
美香里さんがそうしてくれたように、
わたしも大丈夫だよって言いたい。

環境を変えることは
そんなに簡単じゃない。
自分にはできない、って思ってるのを
取っ払うことはむずかしい。
自分のことを全肯定してくれるひとがいてくれて
すこしずつ自分を信じられるように
なっていく。

45歳でやっと家を出たきっかけは
西野さんの講演会。
はじめから飛び出せたわけはない。
イベントにいくようになったら、
友達ができはじめて、
すこしずつ家に帰らなくなった。
今のわたしを否定せずにいてくれたひとのおかげで、
わたしは元気になれた。
わたしが元気になったら
息子も元気になった。

川西に引っ越します。
家賃発生する生活を
1年間しかやったことないけど、
やってみます。
そうゆったら、
たくさんのひとが
無理って言わずに
遊びにいくね!!って
送り出してくれた。
とにかく家を契約するお金だけを確保して
引っ越してきた。
いろいろ考えすぎたら、
とても引っ越しなんかできなかっただろう。
町が変わっていくのを見たい。
その思いが強かったから、
応援してくれたひとがいたから、
こわいよりもやってみたいが勝った。

今考えたら、仕事の確保もせずに
無謀だなあ、っておもう。
でもね、そんな簡単には死なないから、
思い切って飛びこみましょう、って
西野さんが書いてはったのは
ほんとだな、っておもう。

友達に助言してもらって、
情報収集していったら、
仕事はありそうだとわかった。
貯金ないから、
すぐ行動にうつさないと、
生活できなくなる。
ギリギリの状況でも、
違和感があるところは手放せた。
自分のことを大事にできるように
なってきた。
わたしなんて、って思っていたら、
また我慢をして、
前とおなじようなことを
繰り返していただろう。

朝起きたら、雨がひどかった。
電気がついてて、
あったかいお布団で寝られて、
あったかいお部屋で、
お洗濯もお茶飲むもできる環境にいられるのは
がんばれ、って
応援してくれたひとのおかげ。
助けてくれてありがとう。

ほんのちょっと勇気をだして
講演会に行ったところからはじまって
今がある。
環境変えるのは簡単じゃない。
もし今の環境がしんどくて生きづらいって
思ってる友達がいたら、
わたしにできることをしたい。
脳みそに余白ができれば、
すこしずつすこしずつ
動けるようになるとおもう。

わたしの場合は
西野さんをおっかけて
その中で出会えた友達に助けてもらって
生命力を取り戻した。
いろんなきっかけがあるよね。
そのひとによってのやり方を
否定しない自分になりたい。

家賃と光熱費を払って
自立する、ってゆう
ひとが当たり前にやってることを
挑戦、ってゆっても
バカにしないでいてくれる、
わたしのそばにいてくれるひとは
自慢の友達です。

それができたら。
あんまり高い目標をいきなり立てると
自分にプレッシャーをかけすぎるから。
Voicyの提供者1万円を
だせる自分になる、を
まずの目標にします。

すこしずつすこしずつ。
なににお金を使えばいいか、
勉強したいとおもいます。

明日から新しい仕事をはじめます。
まずはイライラを生まない、を目標に
頑張ります。

自分の意思で生きてるよ。
苦しくなっても
自分で決めてるって幸せだなあとおもう。
もっともっと幸せになる。
まだはじまったばっかり。
この環境にこられたことに感謝して、
必要なひとに、大丈夫だよ、って
伝えたいな。

3月10日 川西より
自分で決めてここにきて、
仕事が明日からはじまる夜に。
そばにいてくれるひとに、
ありがとう。

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