昔の記憶を丹念に挽く。暫くしてまた挽く。何度も挽くと段々挽く作業に慣れてゆく。きっともう大丈夫、そんな油断が足をすくう。ヤダヨカナシイヨという声がする。悲しいねえ、そうだったねえ、でも過ぎたことは変えられないの、駆けずり回って結局辿り着く結論でしょうに。
デモカナシイ、カナシイ。
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