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かもしれない投資の話

もうすぐそういう本が出るんだけど、とにかく内容が、僕が世の中に思うこと、日本に足りていないと日々僕が感じる考え方が、かなりの濃度で全体に書かれている。

だから僕の文章や漫画を気に入ってくれてる人には、すごくおすすめです。

タバブックスという出版社から、ヤマザキOKコンピュータという人の、『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』という本。

この本を書いたヤマコンは音楽のバンドをやってて、ウェブライターみたいなこともやってて、デザイン業みたいなのもやってて、個人投資家でもある。でもそれよりも重要に思える、ヤマコンの特徴がある。

ヤマコンは、金の力を減らそうとしてる。すくなくともヤマコンの人生の中における、お金の存在感が低くなるように生きているように、僕には思える。僕にもそういう気持ちがあったし、そういう部分でも「おっ」と思えた。

労働や功績を伴わずにあげたりもらったり、お金を経由せずに他人と何かをやり取りしたり、お金に関する固定観念を崩したり・多様な意味を持たせたりしている。だからこれは、お金にとっても良いことなのだ。本来あるべき、昔の人が使っていた貝のようなもの、そういう地位に戻してあげる感じだと僕は感じている。だけどこの本には、家賃とか給料とか、具体的なことについても書かれてる。

僕は表紙とか、中の挿絵を担当させてもらった。この本の中には1つの世界があって、そこには色んな登場人物がいる。(全ては挿絵作成時の仮名です。設定も僕が勝手にイメージした部分があるので、本とすこし違うかも、ご了承ください&本を実際に読むのをお楽しみに!)

パンク(仮名)

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自由と自主を愛する人。DIY(てめえでやる)を重視している。最近は天津飯を作れるようになった。実は天津飯そのものは中国には存在しないという説があり、ローカライズとDIYについて考える機会にもなった。

貨幣(仮名)

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人間社会に誕生した貨幣制度そのもの。価値の交差点、ハブのような機能を強めるうち、ポンプのような力を獲得していった。

よさく(仮名)

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木を切って暮らしている山林人。バックスイング、垂直斬りなど新しい伐採スタイルを模索していった結果、ある日、モーターと出会うことになる。しりとりで「マキタ」と言うと必ず「タミヤ」で返してくる。

一郎(仮名)

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フォーブス世界長者番付において毎年ランク外の富豪、十進三兄弟の長男。中学生の時にトウモロコシ先物で大きな成果を上げて以来、一極集中投資を好む。

暗黒竜たち(仮名)

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人間の世界にうっすらと横たわる巨大な竜。ある竜は国を30足した大きさだとも言われている。見えない人には見えない。


是非! もくじを、ぜひ見てみてください。