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サガン鳥栖2020

①守田達弥 1990/8/3 29歳 197cm/87kg GK
(←松本山雅FCより完全移籍)
②原輝綺 1998/7/30 21歳 180cm/72kg MF
③エドゥアルド 1993/4/27 26歳 184cm/84kg DF
 (←松本山雅FCより完全移籍)
④原川力 1993/8/18 26歳 175cm/72kg MF
⑥内田裕斗 1995/4/29 24歳 171cm/62kg DF
(←徳島ヴォルティスより完全移籍)
⑦金森健志 1994/4/4 25歳 171cm/74kg FW
(←鹿島アントラーズより完全移籍)
⑧岩下敬輔 1986/9/24 33歳 181cm/77kg DF
(←アビスパ福岡より完全移籍)
⑨チアゴアウベス 1993/1/12 27歳 181cm/72kg FW
(←全北現代モータースより完全移籍)
⑪豊田陽平 1985/4/11 34歳 185cm/79kg FW
⑫板橋洋青 2001/8/11 18歳 185cm/75kg GK
(←サガン鳥栖U18より昇格)
⑬小林祐三 1985/11/15 34歳 176cm/72kg DF
⑭高橋義希 1985/5/14  34歳 170cm/67kg MF
⑮パクジョンス 1994/4/12 25歳 188cm/76kg DF
(←柏レイソルとのレンタル期間延長)
⑯林大地 1997/5/23 22歳 178cm/74kg FW
(←大阪体育大学より新加入)
⑱高丘陽平 1996/3/16 23歳 181cm/72kg GK
⑲趙東建 1986/4/16 33歳 180cm/75kg FW
㉑キムミノ 2000/1/26 19歳 192cm/83kg GK
㉒小屋松知哉 1995/4/24 24歳 171cm/64kg MF
(←京都サンガF.C.より完全移籍)
㉓本田風智 2001/5/10 18歳 170cm/64kg MF
(←サガン鳥栖U18より昇格)
㉕アンヨンウ 1991/8/10 28歳 177cm/69kg MF
㉘森下龍矢 1997/4/11 22歳 170cm/65kg DF
(←明治大学より新加入)
㉚樋口雄太 1996/10/30 23歳 168cm/66kg MF
㉛大畑歩夢 2001/4/27 18歳 168cm/65kg DF
(←サガン鳥栖U18より昇格)
㉜湯澤洋介 1990/12/31 29歳 167cm/60kg MF
(←京都サンガF.C.より完全移籍)
㉝石井快征 2000/4/2 19歳 174cm/65kg FW
㊱高橋秀人 1987/10/17 32歳 184cm/75kg MF
㊳宮大樹 1996/4/1 23歳 186cm/82kg DF
(←ヴィッセル神戸より完全移籍)
㊶松岡大起 2001/6/1 18歳 170cm/65kg MF
(←サガン鳥栖U18より昇格)
㊹金崎夢生 1989/2/16 30歳 180cm/70kg FW
㊿梁勇基 1982/1/17 38歳 173cm/72kg MF
(←ベガルタ仙台より新加入)

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ユース昇格の豊作に経験値とギラつく若い才能

サガン鳥栖、2020年の新加入選手は「期限付き移籍→完全移籍」も含めれば14人。うちユース昇格が4人。松岡大起を除き昨シーズンから2種登録を経験したユース選手がそのまま昇格したという形になる。「育成型」という旗を高々と掲げた新しいサガン鳥栖らしく、まずは補強からその姿を示した。
守田達弥や岩下敬輔、そして梁勇基と言った「Jリーグの生き字引」とも言える経験値豊かな選手の獲得にも成功。「ベテラン選手に負けてるようではダメだというのを感じてやってほしい」金明輝監督のコメントから把握できることは多い。

今シーズンの補強で目立ったのは「ミドル層」になりうる選手を多く獲得できた部分だ。J1での返り咲きを図る小屋松知哉や宮大樹、内田もその1人に入るかと。「大学屈指」と安直なレッテルが貼られそうな林大地、森下龍矢の新加入も楽しみな要素は大きい。福田晃斗、高橋祐治、小野裕二とサガン鳥栖の“柱“になるはずだった選手の退団で「ミドル層」の補強は一つポイントだったのかと思う。彼らが新しい金明輝サガンの「骨組み」となるのだ。そして航海が始まる。

新加入選手の魅力をこれから語っていく上で1人だけ“実力未知数”と言える選手がいる。それはJ1初挑戦となる湯澤洋介だ。

https://youtu.be/XSDe7tFLJOs

もちろん他の選手もプレー動画を見ただけに過ぎないので評価として「素人の個人的感想」の域を超えないが湯澤洋介選手に関しては実際にプレーを生で見て”感想“を語りたいと思う選手である。
そしてこの後、語る小屋松知哉の動画を見て貰えば「2年前のプレー集」は”証拠物件“としては弱いということがよくわかる。

そういった部分を含めて…
新加入選手のタイプ分析から見えてくるサッカーの形や創り上げられる部分を今後「序破急」で開幕までにまとめられたらと思う。

今が一番「旬」脂の乗ったスピードスター

高校サッカー選手権での活躍からJ1名古屋グランパスに加入も大怪我などで出場機会を増やせずJ2京都でのプレーで再び注目を集めていた小屋松知哉。
報道通りであればJ1神戸との争奪戦の末にサガン鳥栖へ完全移籍。クエンカ、小野裕二と主力級の選手が移籍したポジションというのもあって「サガン鳥栖移籍第1号」となった彼への期待は大きなものがある

「J1クラブが争奪戦を演じた”返り咲き“を図る彼はかくして存在感を高めてきた」

小屋松知哉選手のプレー動画はたくさんある。個人的にオススメするのは「京都橘→京都サンガ(2017)→京都サンガ(2019)」の順に見てほしい

https://youtu.be/IXYqPj47BMY

京都橘での小屋松知哉は仙頭(現横浜FM)とのツートップをやっていたように今の彼のイメージとは異なる部分が多い。ポジショニングや裏抜けでゴールを決めるどちらかというとFWのようなプレー。

https://youtu.be/pNfNOP7leTM

京都サンガ(2017)のプレー集からはみんながイメージしている「快速ドリブラー」といったプレーが多い。恐らくサガン鳥栖で求められるのもこういったアタッキングサードでのクオリティだと思っている。この辺りまでは「スピード」で無理くり生きてきた感があるが2019年のプレー集でイメージは変わる。

https://youtu.be/WnZ5k34tHFk

2019年のプレー集ではドリブルのタッチがより繊細になり緩急をつけて相手を置き去りにできる「技術」が付いてきている感じを受ける。
かつての「スピードスター」は今や“ただ足が早い“だけの選手ではない。湯澤洋介を「実力未知数」と言ったのがよくわかるかと。恐らく成長曲線を実際生で体感してきた水戸、京都のサポーターの意見は重宝されそう。

脂が乗ったニュースターは満を持してJ1に殴り込みをかける。



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