外に出るからトラブルに巻き込まれる

 最近20代30代の男性が、早期リタイヤを希望しているとの記事を観て何かしら書いたが、リンクの記事内で早期リタイヤを希望する1番の理由の、「働くことが好きではないから」以外に個人的にはまだ早期リタイヤを希望する潜在的な理由を挙げておくと、

 当たり前だが、この社会には誰一人として同じ顔の人間がいないように、外に出ると物理的にも精神的にも危害を加えてくるかもしれない、真正のヤバい奴が腐るほどいるという事実に、多くの人が気付いているからという理由もあるのだと思う。

 男は外に出ると7人の敵がいるとのことわざの通り、特に男はそういった側面に晒される機会が非常に多い。ジムに通って自分を鍛えて、のような人はちょこちょこ見かけるが、あれも自己防衛の為でただでさえ奴隷労働でストレスが溜まる社会で、うっぷん晴らしに他人に攻撃されない為に鍛えているのだろう。本音を言えば筆者も体力と時間が許すのなら、存分に鍛えたいところだが。
 
 人間もサルと同じ動物なので、これも同じくサルと同じ行動をする。サルはストレスを感じると序列が下の個体を虐め、虐められた弱い個体はさらに自分より弱い個体を虐める。人間社会で例えると上か下かを執拗に決めたがるマウンティング合戦ですね。人間ってのは本当にどうしようもないものですよ。

 一方ゴリラはと言うと、リンク先の記事によると、マウンティングする習性はあるものの、優劣の意識がないというのは生物として人間より遥かに尊い。

また、以下を一部抜粋させてもらうが、 

ゴリラは共感能力が高く、相手と状況に応じて行動を選ぶ。異種である人間のこともむやみに攻撃しない。オスがメスに交尾を強要することもない。ケンカして仲直りするときは、じっと相手の目をのぞき込む。 

サル山化する人間社会。マウンティングをかわすには… 優劣の意識のないゴリラを見習え? | Oggi.jp

 なんて平和な動物なんだ。マウントを繰り返し無駄に暴力ばかり振るう、戦うことが好きで争ってばかりの人間や猿とは大違いだね。

 最後の今日の奴隷労働終わりで帰宅途中の話をすると、道路で車の後ろに並んでいたバイク乗りの中年の野郎が急にキレ出して、非常に大声で前の車に早く行けと全力で怒鳴り散らしていた。

 よほど急いでいたのかもしれないが、それにしたって見境が無さすぎだろ。これアメリカとかだったら、容赦なく後ろのブチ切れた野郎が銃を前の車の運転手に撃っていたパターンだと思う。

 少し前も電話越しに、急に見境なくキレ出す馬鹿老人の相手をして辟易していたんだが、なんというか、忍耐力ない奴増えてきた感があるんだけどね。ああいうのを相手にすると、日本人も外国の人と大して変わらないよ。

 むしろ急に見境なく怒鳴り出す一部の馬鹿な日本人より、日本に働きに来ている外国の人たちの方が、まだ礼儀正しいと筆者は感じますね。比較する機会があるからよりそう感じる。特に日本人のバブル世代の老人は本当に態度が横柄。人を自分の奴隷としか思っていない。それが態度で伝わってくる。

 外国の人に関してはまだ面倒事掛けられていないから、そう思えているだけなんだろうが、どちらを助けるかと問われたら筆者は外国の人を助けるかなぁと。日本人にはひどい目に遭わされてきたってのもありますからね。