前置詞の持つイメージ
She is at her office now.
She is in her office today.
at と in の持つイメージを知っていると、上の2つの文章の違いに納得しやすいとおもう。
「毎日の英文法」(朝日新聞出版)の説明を見てみると
in は立体的なものの「内部」、あるいは空間的に閉じられた境界の「内側」に対象が存在することを示す
atはある「地点」をピンポイントでさす、話し手がその場所を「点」として意識している
She is at her office now.
atを使っているので、officeを”点”とみている。office全体が一つの点。駅という点、お店という点、いろいろな点はあるけど、今はofficeという点にいるという感じ。なので、今は駅じゃなくて、オフィスにいるよ、という感じ。
She is in her office today.
inを使っているので、office という空間にいる。officeという空間にいることに注目しており、officeのどこにいるかというのは問題ではない。つまり、出社しているという意味になる。「彼女、今日会社来てる?」「来てます」というやり取りで使える。
前置詞、奥深い。オモロ~ではないですか?
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