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KK poker勝利の秘訣part.2


part1はこちら⬇︎

こんにちは。
お久しぶりです。風猫です

※※※※※

【期待値】


それは人々を狂わす単語である。

このプレーは期待値がない。
ここのテーブルめちゃくちゃ期待値あるやん
エッジわいね〜


そう言ってポーカープレーヤーたちは日々ポーカーを打ち続ける。

期待値がある限り。そこに魚がいる限り。

しかし、そう言いながら負け続けるプレーヤーも少なくない。
Twitterではイキり収支ツイートしながらもリアルバンクロールは火の車という人も多いだろう。

ここで俺が聞きたいのは真の期待値について理解していますか?ということである。

フォールドスリーベット率が低いから魚?
vpipが高いから魚?
そんなデータだけで判断しているうちはまだまだひよっこである。
世の中にはデータの向こう側を見てポーカー、いや期待値を積んでいる男たちがいる。

今回はその中の1人が連絡をくれた。ぜひ勝ちきれていない、期待値を積んでいる気になっている人は読んでほしい。

※※※

名は空き缶。

KK poker界隈では知る人ぞ知る隠れたレギュラーである。
ホールデムの打ち方はタイトそのもの。

筆者も過去に1度空き缶さんにお会いしたことがあり、その際に

「パンクしたことはないんですか?」

そう聞くと

「1度もない。破産する意味がわからない。」

そう答えた。
彼はバンクロール管理の鬼である。
決して無理なレートは打たず、ひたすら期待値を積み続ける。
その結果が今の空き缶、ひいては所持するバンクロールを表している。

空き缶のスタッツ


今回俺がnoteを書くにあたって空き缶から連絡が来た。

「風猫、前回のnote読んだよ。今回は是非僕の必勝法を取り上げてくれ」

そう言われたため空き缶の必勝法を聞くことにした。
俺がDMで必勝法を箇条書きで送ってもらうように言おうとした瞬間、空き缶からメッセージが来る。

「もしかしてDMで必勝法聞こうとしてる?」

俺は「はい。」と答えると2秒で返信が来た。


「ふざけるのも大概にしろよ!!!!そんな安い物じゃねぇんだよ!!テメェが他に漏らさねぇ保証はどこにあんだよ!!!あぁ!?!?」

控えめに言って気が狂っている雰囲気しかなかったがせっかくなので会って話を聞くことにした。



待ち合わせの時間に指定された喫茶店に到着すると空き缶はすでにパンケーキを食べ始めていた。
この時点で若干、怪しい空気は漂っている。

席につき空き缶は口を開く。


空き缶「やぁ風猫くん。今日は来てくれてありがとう。ポーカーの調子はどう?」

風猫「あ、まぁぼちぼちっすね。ちょくちょくパンクしてます。」

空き缶「うん。そうだね。ツイート見る限り月に2回くらいパンクしてるね。」

我ながら恐ろしいペースである。便秘の人のうんこじゃないんだからもう少しパンク頻度を減らすように心に決めた瞬間だ。

空き缶「今日来てもらったのは期待値について風猫くんが真の理解をしているかを確認したかったんだよね」

風猫(帰ろかな)「あ、まぁ期待値はある程度は、はい。」

空き缶「違うんだよねぇ」

空き缶「まず期待値をポーカーする前提で考えてるのが終わってるんだよ。」

俺は何か新たな宗教に勧誘される予感がした。
なぜなら俺は過去にマルチの勧誘を受けている。
この時の空き缶のクロージングの仕方はマルチのそれと全く同じだった。

空き缶「風猫くん、僕はねぇ工学修士課程を修めているんだよぉ。統計的なこと、論理的なこと、それれらを思考することこれら全てについて普通の人より秀でているんだ。」

風猫(ナンヤネンコイツ)

空き缶「風猫くんはよくAOFをして破産しているね。あーいった分散の激しいゲームはやるのは得策ではないんだ。僕は本当に期待値のあるものしか手をつけないんだ。」

風猫「廃」

空き缶「それで、真に期待値があるものを見つけたんだ。」

風猫「それは、なんですか?」

空き缶




「ビデスロだよ」


空き缶の言動直後の風猫

俺は魂が抜かれそうになった。

俺より年上で
俺より学歴が高く
俺より収入のあるハイスペックな空き缶が

ビデスロを俺に勧めてきたのだ。
あまりにもスペックと言動が乖離していたため俺の魂が抜かれそうになったのだろう。
本当に吐き気がした。

空き缶は続ける。

「とにかく打つだけであらゆる期待値が+になるんだよ。
金銭的な期待値に加え、体験価値も得られ、人生も豊かになるんだ。
特に
No limit cityというプロバイダーの台は格別でね、
PUNK TOILET
x-ways hoarder
Deadwood
....数え上げたらキリがないくらい期待値が落ちてるんだよ❗️
風猫くんは登録とかしてる?」

風猫(ホンマニカエラントヤバイゾ)

俺は気を取り直して空き缶に質問をぶつけた。

風猫「登録とかはしてないんですけど、ひとつ聞きたいことがあって空き缶さんの生涯収支はどれくらいですかね?」


質問をした瞬間に空き缶の顔が豹変する。


空き缶

空き缶

「おい。てめぇよぉ。なめてんのか?」

風猫「え?」


空き缶「なめてんのかって言ってんだよ。」

明らかにマルチ商法をする人間が弱みを突かれたときの行動である。

非常に怖い。

風猫「あのぉほかに誰か期待値があることを知ってる人はいるんですかね?」

話題を変えると空き缶の顔は元の人当たりの良さそうな顔に戻った。
(バンダイの新しいおもちゃくらい表情変わるやん)

空き缶「いい質問をするね。風猫くん。君は。当然いるよ。」

風猫「ちなみに誰っすか?」

空き缶「◯鳥くんだよ。🦢🦢🦢」

そういって空き缶は◯鳥くんから送られてきたメッセージのスクショを俺に見せる。


2人ともただの病人であることが判明した。

俺の25年間の実生活の中でも3本の指に入るくらい無駄な一日だった。



続いて俺から1人紹介したい人物の話をしようと思う。


名はねるお

俺とねるおの出会いはkkpokerだった。
俺がTwitterを始めた初期にねるおをフォローしたのを覚えている。

その頃はペンギン(現在亡命中)や脳汁ポーカー(破産を何度でも繰り返す)がスペースを頻繁に行なっており、例にも漏れずねるおもスペースに参加することとなった。

そしてある事実が発覚する。

声が可愛いのだ

これによりねるおの評価は急上昇した。

Twitter上でスペースのホストになることを各所から求められ、ホストになったスペースは大盛況。

ねるお=声の可愛い男の子という構図が出来上がった。

そして俺もkkpoker界隈である程度仲良くなった人と何度か交流し、実際に面識を持つことになった。

そしてグループラインを結成することにした。

そして徐々に真のねるおの姿が明らかになっていく。

第一に異常者の片鱗を見せ出したのは

誰にでもタメ口を使うことである

自分も比較的タメ口を使いがちではあるが、だいたい人を見て判断している。

その辺は処世術として心得ていると思っているがねるおはイカれたピエロが集団殺人をするがの如く周りの人にタメ口で話していく。

キャラと声で許されている部分があるが一つ懸念点がある。

彼は大学生なのだ


就職して、企業に訪問し名刺を渡す際に

「受け取れわいね〜」

などと言ってしまえば死あるのみである。

我々のライングループとしてもそこを非常に心配している。

最初はよくグループラインのメンツと同卓していたが、それが今や5-10や10-20を打つ猛者や変わらず100nlを打ち続けるもの、様々なレートで打つことになり同卓することは少なくなった。


ある日一緒に遊ぶか という思考でグループラインのメンバーででオンライン麻雀をすることになった。

ライン通話をしながらオンライン麻雀を打っているとねるおの本性が明らかになる。

三人麻雀をすることになったのだがねるおは

・自分以外がアガる度に 「かわいそうなやつだな。」

・自分がアガると 「神の見えざる手❗️雑魚❗️乙❗️」

と連呼するのだ。
打っているメンツでねるおは一番年下である。

最低限の敬意を払うのが20歳を超えた大人としての礼儀である。
煽るにしてもメリハリというものがあるだろう。

しかし彼は初めからギアをフルスロットル回しエンジン全開で煽り散らかしている。


初めはいわma、風猫、ねるおのメンツで打っていたがある日kkの良心 こしくんと同卓することになった。

こしくん‥kkpoker界隈の有名人 ハイステークスレギュラー サラリーマン 酒飲む人

このこしくんと同卓した際にこしくんの奥さんもライン通話を聞いており、こしくんの奥さんはねるおのあまりのマナーの悪さに激怒したらしい。

それくらい彼はマナーが悪い。


そして先日kkpoker界隈でなかなかの規模のオフ会が行われた。


そこでねるおは衝撃の行動を取る。
コテージを貸し切って何人かで泊まりながら遊んでいたのだが、ある朝ねるおはカップ麺を作ろうとする。

ここで読者のみんなに問いたいのだがカップ麺作ったことはあるだろうか?

99%あるだろう。
お湯を沸かし、湯を入れ、規定時間待つ。

至極簡単なスリーステップである。
ねるおも当然その3段階を考えていたのだろう。

第一段階のお湯を沸かす際にねるおはケトルを手に取った。
当たり前だがケトルは火を使わずにお湯を作る機械である。

しかしねるおはそうではない。


ねるおは電気ケトルをコンロに置き火にかけたのだ。

最近土鍋などで直火炊きが流行っているがそれを模倣したのかもしれない。

ある意味では最新の電気ケトルである。

加えてコンロの火をつけた勢いで隣に置いてあるキッチンペーパーが燃えたのだ。

常人なら物が燃えたら消火したくなるだろう。

しかし彼は違う。

ねるおは燃え上がるキッチンペーパーをただ見つめていたのだ。

動かざるごと山の如し とは彼のことを言っているのかもしれない。

ちなみにねるおは大阪に行き、破産したと先日報告を受けた。

彼のバンクロールも天まで燃え上がったのだ。

アディオス。ねるお。


サポートはしてくれたらめっちゃ嬉しいです笑 もしこいつ成り上がるやろな〜応援したろ思ったらお願いします😆