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ネタを考える時のジレンマ

一端のハガキ職人ヅラしてますが、投稿(しかもネタメールで)を行い始めたのは半年程前からで、週に1通読まれれば良いほうのレベルです。
(投稿している番組を絞りすぎてるので自業自得ですが)

1〜2番組に絞って平均30〜50ネタ程度を送るという生活にもだいぶ慣れてきましたが、私のボキャブラリーはジリ貧なので、早くも枯渇状態になりつつあります。(ある意味ボキャブラ天国です)

なるべくインプットとアウトプットの比率をイーブンにしたいのに、今ではアウトプットばかりで悶々としております。

ラジオ自体は随分前から聴いていたのですが、投稿は最近という所で言うと、(無駄に)三十数年生きてきた分のストックはあるものの、偏りのあるラインナップと、鮮度という概念を置き去りにした文化遺産レベルの情報しか持ち合わせていないため、こういう事が起こります。

恥ずかしながら、AdoやKing Gnuをちゃんと聴いた事が一回もない生活を送っているので、恐らく私は知らぬ間に文明に取り残されているようです。
誰かザンギリ頭を叩いて文明開化の音をさせてください。

もっぱら最近の悩みは「説明が無いと分からねぇよ問題」です。
いくら自分の中で良いネタが出来ても、それが20年〜30年前の時事や有名人のネタだと、限られた文量ではとても説明ができないですし、パーソナリティーの方が懇切丁寧に説明するのも野暮だと思うので、おのずとボツになります。

じゃあ割りと最近の情報ならいいんじゃない?とお思いでしょうが、そうはいかんざきです。
恐ろしいもんで、10年程前の事も皆覚えていないですし、1〜5年程前の出来事も、『あぁ〜懐かしい〜』のストックに入る前のエアポケットに収納されているので、それも皆忘れてるんです。
では、皆さんに問いますが、一昨日の昼食のメニューはなんでしたか?
ほらね?そんなもんなんですよ。

なので、この『あぁ〜懐かしい〜』の笑いを起こすのは中々にしんどい訳なんです。正直しんどい。

ただ、それでもめげずにそういった系統のネタを書き続けています。

理由は「なんかわからんけど面白い」の復権を目指しているからです。

私自身の体験ですが、深夜ラジオや深夜バラエティには「よくわからない単語や人物」が沢山出てきました。ただ、それを面白がっている雰囲気から察して「あぁ〜○○って面白いんだぁ」と思いながら過ごし、そして実際にその事柄に初めて出会った時に「あぁー!これかぁー!!」と、進研ゼミよろしく予習はバッチリという状況を楽しんでいました。

因みに、20〜30年前と先程書きましたが、そうそう都合良く覚えているはずもなく、断片的なワードの知識しか無いので、ネタにする際は下調べをして投稿しております。そういった点では、この情報社会様々です。

そう、すぐ調べられるんですよ。
だのに、きゃつらは「いや、昔の事とかわかんねぇ〜よ!老害キモ!」と言う訳ですよ。

そんな教示ばかりを期待する世代に鉄槌を落とすべく、今日も夜な夜なネタを書いては読まれない生活をしている訳です。

はぁ〜…無条件に笑ってもらえるポップなワードって無いかなぁ~?
おちんちん?

p.s.以上の文面にもいくつかZ世代ならちんぷんかんぷんなネタを入れましたので、数えてみてください。
そして「見つけたよ!」と報告してみてください。「おめでとう」と言ってあげます。

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