「性質・消火」の学習を効率的に進めるための予備知識について
こんにちは「かわっち」です。
この記事は「スッキリ!乙4まとめプリント」の購入者様向けのものになります。
記事の内容は「性質・消火」の学習を効率的に進めるための「予備知識」のまとめです。
予備知識
「性質・消火」は学習範囲がとても狭いです。
本当に狭いです。極小です。
学習範囲がとても狭いので、必要な予備知識も限られています。学習を効率的に進める準備はあっという間に完了することでしょう。
周辺知識
予備知識に基づいた周辺知識をひたすら覚えるだけです。学習範囲が狭いというのは、覚えることが少ないという意味ではありません。
「性質・消火」は、少ない予備知識に多くの周辺知識が群がっているイメージになります。
参考
「物理・化学」では、必要な予備知識が多岐に渡たります。
このイメージ図は次のようになります。
予備知識1-0
「性質」とは、もって生まれた固有の特徴をいう。
「消火」とは、火を消すことをいう。
予備知識1-1
「危険物」とは、消防法別表第一の品名欄に掲げる物品である。
危険物の性状(性質と状態)により、第1類から第6類に区分されている。
第1類~第6類の危険物の性状語呂合わせ
第1類危険物の性状と特性
第2類危険物の性状と特性
第3類危険物の性状と特性
第4類危険物の性状と特性
第5類危険物の性状と特性
第6類危険物の性状と特性
予備知識1-2
第4類危険物の7つの区分の暗記
特殊引火物の代表的な品名の暗記
第1石油類の代表的な品名の暗記
アルコール類の代表的な品名の暗記
第2石油類の代表的な品名の暗記
第3石油類の代表的な品名の暗記
第4石油類の代表的な品名の暗記
動植物油類の代表的な品名の暗記
第1石油類の語呂合わせ
第2石油類の語呂合わせ
第3石油類の語呂合わせ
予備知識1-3
「物質」には、(固体)(液体)(気体)の3つの状態がある。
消防法で定める危険物には、常温(20℃)常圧(1気圧)において(気体)の状態のものはない。
※少しづつ気化(蒸発)するものはある。
第4類危険物の常温常圧における状態は液体である。
予備知識1-4
「引火点」とは、火を可燃物に近づけることにより、可燃物が燃えだす最低温度をいう。
ガソリンの引火点は-40℃であるので、常温(20℃)では簡単に引火する。
「発火点」とは、火を可燃物に近づけることなく、可燃物が燃えだす最低温度をいう。
第4類危険物のうちで、最も発火点が低い物質は「二硫化炭素」である。
90℃で発火する。
「沸点」とは、液体が沸騰する温度をいう。
水の沸点は、約100℃である。
「燃焼」とは、可燃物が酸素と激しく反応して、光や熱を発生する現象をいう。
予備知識1-5
「燃焼の3要素」とは(可燃物)(酸素)(点火源)の3つである。
「可燃物」とは燃えるものをいう。
「酸素」とは、呼吸や燃焼に必要な元素である。
点火源とは、可燃物に燃焼を起こさせる熱源となるものをいう。
(火気による熱)(静電気による火花)(衝撃による火花)(摩擦による火花)
予備知識1-6
「消火の4要素」は(除去消火)(窒息消火)(冷却消火)(抑制消火)の4つである。
「除去消火」とは、可燃物を取り除く消火をいう。
「窒息消火」とは、可燃物と空気を遮断する(酸素供給を断ち切る)消火をいう。
「冷却消火」とは、点火源から熱を奪う消火をいう。
「抑制消火」とは、可燃物が酸素と激しく反応するのを抑制する消火をいう。
予備知識1-7
液比重が1より小さい液体は、水より軽いので、水に浮く。
蒸気比重が1より大きい蒸気は、空気より重いので、低所に留まる。
予備知識1-8
「水溶性」とは、水に溶ける性質をいう。
「非水溶性」とは、水に溶けにくい性質をいう。
予備知識1-9
「導電性」とは、電流(電気)が流れやすい性質をいう。
「絶縁性」とは、電流(電気)が流れにくい性質をいう。
合格をお祈りしています!
記事を最後まで見て頂きありがとうございました。
乙種第4類危険物取扱者試験の合格をお祈りしています。
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