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強気で行こう!対談のプレビュー

相場概況

主要2日連騰、ラッセル2000が強い
主要3指数全てが1%超上昇し、2月に付けた過去最高値に20%以内の水準まで戻した。ダウの上昇率が大きく(1.51%)ついでS&P500、その次にナスダック総合でナスダック100の順番。ただし実は最も上昇しているのは小型株指数のラッセル2000で+3.96%も上がった。先週は主要指数が週間でマイナスだったが、このラッセル2000だけはプラスだった。本格的な経済活動再開を先取りした動きだろう。

今月も残り少ないが、S&P500は月初から11.4%アップ。月間での上昇率は1987年以来の高率。

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セクター・個別

S&P500の11セクター全て上昇。米国債利回りの上昇を受け金融セクターが3.6%高で上昇率トップだった。

テスラが10.1%急伸。来週、カリフォルニア州の組立工場で一部労働者を一時帰休から呼び戻す。
金融・資本財株ら景気敏感セクターの他、クルーズ船やホテル株が上伸した。今週決算発表を控えるアマゾン・ドット・コムやフェイスブックらIT主力株の一角がマイナス。

その他個別では、映画「スターウォーズ」最新作をディズニー+(動画配信サービス)で配信すると発表したウォルト・ディズニーが大幅高。

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対談企画(プレビュー)

リスクオンの米国株式市場

プレビュー:FDS金融データソリューションズの箱田社長との対談
昨日はその打ち合わせをしてきた。ここではその対談のチラ見せ(プレビュー)を少し披露する。詳しくは水曜日か木曜日あたりに公開するYouTube動画でじっくり見てほしい。

結論から言えば、米国株式は強い

米国株式には極めて強い買いを示唆するシグナルが出ている。
相場想定として、従来は二番底が5月上旬か、6月上旬。そしては6月上旬のほうが可能性が高いと。ただしその2番底とて、前回3月23日の大底を下回る可能性は低いと。

今回の対談で箱田社長は、さらに明確に強烈な上昇相場が起こりうるというのだ。

米国株式市場はリスクオンになると確率が極めて高い。下手するとこの数日の間に起きる可能性がある。日本は連休に入るが、その間に海外の株価はすごく高くなる可能性がある。

2番底となっても安くならない可能性もあり、難しいところだ。今回最大のカギは、コロナを封じ込めた韓国の株式市場は一応日経よりも高い。

韓国株が参考になる

韓国は感染封じ込めで評価が高い。韓国株式はこの間30%アップした。韓国の株で重要なポイントが二点ある。一つはサムソンが工場を止めなかった点、二つ目は世界中の投資家が韓国のコロナの封じ込め方を評価して買い上がった点だ。

日経やNASDAQと比べると、韓国の株がおそらく先頭を走っている。簡単に見ても伸びしろは上に10%ある。この状況下でおそらくアメリカも日本も伸びしろは10%だから日経平均だと2万2,000円で、NASDAQだと…

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サマーラリー

潮目ファインダーから見える景色だが、米国株式だけでなく日経でも来そう。6日以上の小幅連騰で、連投が7月、8月、9月のどこかにあれば、今はまだ年末年始にコロナの第二波が来ると思っていて、スペイン風邪とか、下がるんじゃないかとみんなは見ているが7月、8月、9月のどこかで6連騰以上の小幅連騰がもし起これば極めて大きな上昇相場を示唆している可能性がある。

おそらくこれでシミュレーションしていたのは日経だが、もし日経が6連騰するのならば、NASDAQは8連投するかもしれないし、そういう現象が起きる可能性が推測ではなく可能性として出てきたということ。

デフレにならない
赤字国債。世界中全部が赤字国債を出すので期待インフレ率のデフレ化は逆に起こらずに、というのが重要なポイントになる。

抗体検査

抗体検査が世界中で始まっている。どこもかしこも陽性になった人数のだいたい10倍から50倍かかったのではないかと。

ニューヨークは2割。ここで重要なポイントはスペイン風邪とどこが違うのかというと、現代は医療が整っている、対応手段ができているという形で既に感染している人はいて、それでも感染しない人もいるということだ。

日本も意外と人口比で10%くらいはもうかかってしまっているのではないかと思われる。モスクワでは10人に一人とニュースで出ていた。こういう状況なので世界中で非常に感染しやすいということ。

リスクオン VIX指数

おそらくこの数日内に今までのリスク平均よりも短期のリスクがS&P500落ちてくる可能性がある。そうなるとアメリカ初のリスクオン相場が起きる可能性があるということになる。

VIX指数をタイミングにすることは難しいが、直前はこの2月19日(か21日)に陰線になっている。その前に陰線になったのは1月の下旬からだが、これが赤い陽線の状態というのは、短期のリスク水準が通常のリスク平均よりも低い状態にあって、リスクオンの状態になりやすいということ。赤がリスクオンで、リスクオフは黒色で、これがもうまもなく赤になりそうである。この結果、アメリカ初のリスクオン相場がいよいよ始動ということ。すごいことになりそう。

ビルゲイツのコメント
一番のポイントは「すべてがうまくいけば、一年以内にワクチンの大量生産が可能になろう」でこれは非常に重要なところだ。一年以内にワクチンが生産可能になるということは、今から一年なので2021年5月、ということはその半年前、年末にはワクチンができるということで経済はフル稼働となる。もしそれが事実であれば、おそらく7月、8月、9月の間で米国株式の8連騰とか9連騰がおそらく起きる。それも、濃厚なのは8月。8月のサマーラリー、ここだ。これが起きると何が起きるかというと壮大な相場になる可能性があるということ。

欧州初のワクチン臨床試験、英オックスフォード大学で始まる。

その他
為替:為替はどちらかというとドル高を志向している。
ゴールド:引き続き堅調だが、一応6月3日にかけて利食いに押される。
銅:7月6日、7日以降、少しずつこの水準が青い線とともに上がり始めて8月に行けば行くほどギザギザ感がなくなって離陸する可能性が出てきた。おそらく経済再始動となる。
原油:こちらも神経質で、時間をかけて、どうも7月15日ぐらいまで待つことになりそう。最大のカギは、この7月15日以降大底になる可能性が出てきた。

詳しくは明後日ぐらいにアップされるYouTube動画で公開します。またそれより詳しい情報は弊社の有料情報 アメリカ株トレンドファインダーで会員の皆さまにお知らせしています。


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