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レンジ相場と判断するにはADXを活用する

相場の約7割がレンジ相場だとよく言われていますが、トレンド相場の方がレンジ相場より大きく利益を伸ばしやすいのは言うまでもありません。

また本来利益が狙えるような局面で仕掛けても結局レンジの上限や下限で跳ね返されてしまい、損切りを繰り返してしまう相場も決まってレンジ相場の環境にある時になりますよね。

それでは、レンジ相場とわかっていれば極力トレードは控え、利益を大きく上げることができるトレンド相場のみトレードを行いたいものです。
(一部のスキャルパーの方はレンジ相場の方が取りやすいかもしれませんが。)

そこでこの記事ではADXを利用してレンジ相場と判断する方法を見ていきます。

ADXは相場のトレンドの強さを表すもので、ADXが上昇していれば、トレンドが強いことをも表しており、低ければトレンドが弱い。つまり、レンジ相場ということになります。

それでは実際のチャートを見ながら解説していきます。
以下のチャートはドル円のチャートになります。

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白い四角で囲った箇所がみてのとおりりレンジ相場になっているわけですが、誰もがみてレンジ相場とわかる局面まできて気づいても何の意味もないわけです。そこでADXを使用してみていきたいと思います。

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するとどうでしょう。レンジ相場になるにつれて、ADXのモメンタムが下降していることがわかると思います。
そして、白色の矢印の箇所ではADXが20を下回り、レンジ相場に移行した可能性が高いことが読み取れると思います。

このように目に見える形でチャートに表しておくことにより、ADXでレンジ相場とエントリー前に判断できていれば、利益確定を素早くすることや安易にブレイクアウトで仕掛けたりしなくて済むわけです。

また今と同じ局面を1時間足でもみてみます。

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1時間足でみてもわかるとおり、①では上値抵抗線を越えてきて、その後の押し目もしっかりと反発していることから上昇の期待値が高いことが言えますが、ADXをみてみると20よりも下で推移していることがわかると思います。

これが、ADXで事前にわかって入れば、①の後の上昇の期待に懐疑的な見方もすることができます。

このADXのインジケーターは、私が普段使っているプラットフォーム↓↓

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