空気のような存在

ちょうどほんとにコロナの話題が出始めて、そろそろ外出を控えた方が良いのでは？というふうな雰囲気になり始めた頃に、長崎に行きました。長崎に旅行って言うよりも、会いに行きたい人がいたからです。正直、若い頃は本当に物知らずで礼儀知らずで考えなしでってほんとに今と変わりはないのですが素晴らしく痛かった自分。そんな自分と一緒にいてくれたやさしいひとです。その頃の私は絵を上手に書ける自分を信じてて、もっと練習すればもっと良い道具を使えば、もっと誰かに教えてもらえれば絵を上手に書けるんじゃないかって信じてた。努力をしているようで努力をしていなかったわけです。寧ろ生まれ持った何かでそこまで生きてきていた。そんな中、出会った超絵の上手い人でした。彼女の絵は衝撃的で、正直今でも彼女の絵が1番好きです。一目惚れなんだろう。

そんな彼女に会いに行きました。会うのは本当に約15年ぶりくらいだろうか。私にとって、なんだろう、友人、先輩、だいすきなひと。どう表現していいかわからない人です。一緒にいた頃は、私にとっては空気みたいで、でも嫌われたくなくて大事で大事で。電話したら出てくれて、近くにいるのに夜通し電話したりしてちょっとほんと恋かよ！！！！あの頃を知ってる、他の友人たちは数年経った後にお前のアレはひどかったなあ、間に入れなかったよと言われた時、もしかしたらもしかしなくてもほんとは邪魔だったんじゃないかなとすごく心配しました。多分そんなこともあったんだろうけど、彼女は笑って流してた！ほんとにありがとうありがとう！幼い自分滅せよ。んで、久々に会ったのです。15年とかほんと、無いんだわ。これは私の主観かもしれない。やっぱり、私ダメな人のままなのかもしれない。でもほんとに空気みたいに15年前と同じ感覚で。会ってなかった時間なんてあったんかなあと思うくらい。私、その間に全然変わってなくてすいません。でも、やっぱ嬉しいなあって思った。私、ほんとにひどい性格でひどい人生送ってて、コミュニケーション能力も最低だけど、片思いかもしれないけどこんな友人がいたんだなあって。いて幸せだなあって。H大の推薦落ちて、捻くれた私は合格圏内A判定のY大に行ったわけですけれども、それ、自分の嫌な性格出てなかったら彼女に出会えなかったんだなあと思うと、はじゅかしい過去ですが本気で褒めてあげられるよいいこいいこ。そして今では立派に、C判定なら受けてみる！だよ！って生徒の背中を押せる立派な詐欺師になりました。口八丁得意だし、いや、そのくらいできそうだなって言う子にしか言いませんよ！ほんとに！閑話休題。彼女との連絡は密じゃなくていい。だけど、送ったら時間をかけて丁寧な返事が来て、幸せなのです。彼女のことを大事だと思ったら、急にTwitterで仲良くしてくれてる友人たちがほんとに大事に大事に思えてきました。私、昨年までほんとに病んでて自分が嫌いで今でもだいっきらいだけど、そのたびに色々励ましてくれたり言葉をくれたりしていた方を本当に蔑ろにしてて。どうしようもないんだけど、あーほんと大事だなって実感しています。あー涙出てきた。好きです。夜中の日記なんで勘弁してください。

だから、みんなもう会えなくてもいいから頼むから生きててください。生きててほしい。だいじなひとと幸せになってほしい。2月に会いに行けたのは本当にラッキーだった。人に執着せずに、誰かの幸せを祈っていられる。自分を80％くらいの感情で過ごしてストレスがない。これって自分でもすごいなっておもってます。えっへん。

はやく、みんなが大事な人たちと飲み会できますように。もしもよかったら、その場にわたしがいれたらいいななんて、ちょっぴり思って寝ます。明日はひとりでのみかいだよ！