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2023年の長期積立分散投資のふり返り

こんにちは!
この記事は、2020年から本格的に長期分散積立投資を始め、3年目の2023年の状況をふり返ったものです。


⚫️はじめに

インフレの時代と言われるようになってきました。
それは私達のくらしにどのような影響を及ぼすのでしょうか?
一般に、インフレとは”モノ”の価値が上がって”カネ”の価値が下がることを意味します。
日本の個人金融資産2100兆円のうち、現預金は1100兆円です。
ここから、目減りする私達の資産の額は少なくないことがわかります。
一方、”老後資産2000万円”レポートでは資産形成、資産運用の王道として長期積立分散投資が推奨されていました。
そのような背景のもと、投資信託などによる長期積立分散投資について今年1年をふり返ります。

お台場における夜景

⚫️長期積立分散投資の概要

【全般】

家計簿アプリのマネーフォワードの投信の項目から1年間の増加額を確認します。
・2022年末:約2604万円
・2023年末:約3399万円

差し引き735万円の増加となっています。
735万円の内訳として積立額がおおよそ500万円弱なので、残りが評価益となっています。
利回りはおおよそですが、一桁の後半以上(10%弱)になっていると考えます。
そもそも、投信の目的はその含み益で家賃を賄うことでしたので、概ね目標を達成できるまでに育ってきたと感じています。
なお、途中で積立額を変更したり、引き落としたりしているので金額については概算値となります。

【主な金融商品】

マネーフォワードの投信の項目から抜粋した主な金融商品は下記の通りです。
・ウエルスナビ(2019年10月〜、現在の積立額は10万円/月)
・セゾン投信(2020年2月〜、現在の積立額は2本の投信で5万円/月、セゾン定期便(定期解約)実施中)
・さわかみ投信(2020年8月〜、現在の積立額は1万円/月)
・マネックス証券:S&P500&アクティビスト(2020年8月〜、現在の積立額は2万円/月)
・コモンズ投信(2020年9月〜、現在の積立額は2本の投信で2万円/月)
・楽天証券:NASDAQ100(2021年1月〜、現在の積立額は1万円/月)
・SBIラップ(2023年6月〜、現在の積立額は1万円/月)

そもそも投信を始めるまでは現預金と株式が10割でした。
そして、3年間で投資信託6割、株式・現預金4割という比率になっています。

マネーフォワードからの1年間の投信の状況

⚫️気づき

1年間の投資をふり返ってみて得られた気づきは以下の通りです。
・全ての金融商品がプラスのリターンとなっており、”投資の王道”の効果を実感
・投資信託による運用益で家賃を賄うことの手応えを獲得
・投資額の見直し等は適時実施・投資信託による運用益で家賃を賄うことの手応えを獲得
・投資額の見直し等は適時実施するが、基本はやることがないのでラクな投資
・一番利回りが良かったのがウェルスナビ
・各種セミナー(ウエルスナビ、SBI、マネックスアクティビスト、さわかみファンド運用報告会)に参加して得られた知見は投資のみならず金融・経済・技術・地政学を含めて有益
などです。
ネットではさまざまな投資情報が溢れていて煽られ、振り回されることが少なくありません。
けれども結論としては、長期積立分散投資が投資の王道であることを実感しています。

⚫️気になっていること

現預金がとても少なくなっています。
相場が暴落した時でも生活費の半年分ぐらい確保することで、暴落の影響を局限したり(現在は2ヶ月程度の現預金)、場合によっては買いますチャンスとするため現預金を少し増やしていきたいと思います。

⚫️今後の予定

コア・サテライト戦略にそって投資をしています。
守りの部分であるコアは投資信託中心で資産の8割攻めの部分であるサテライトは個別株中心で2割程度が妥当とされています。
現状はコア・サテライトの比率は6対4ぐらいなので、今後も無理せず長期分散積立投資を続けていく予定です。
ちなみに新NISA口座は今年からウェルスナビに変更しています。

⚫️まとめ

インフレ時代を背景として長期分散積立投資について2023年をふり返りました。
コア・サテライト戦略(投信8割、株式2割)を踏まえて順調に投資信託を積立てきた1年(現状では投信6割、株式4割)でした。
インフレの下で投信を買い続けてきましたが、ちょっと現預金の比率が低すぎたことを反省しています。
今後は、インフレによる資産の目減り抑制のみならず、複利の効果による資産の増加、そして、新NISAによる節税効果など10年単位での効果も期待しています。
引き続き、投信の積立を継続しつつ、資産運用の勉強や金融商品の研究を続けていきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。


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