はい。お弁当の日なので【かるた】はおやすみします。
代わりに
【今日の小さい人】の小噺をひとつ。
〈子供とうれしいひな祭りを一緒に歌った話〉
近頃、色々モヤモヤ気がかりな事が沢山で心と言うか脳がキャパオーバーしそうだったので、気分転換にずいぶん時期を逃していた「初詣」をしようと家族で隣町の神社へ行ってきた。
道中、車で30分〜40分程の道のり。
小さい人はダイヤモンドがいかに貴重で固いかについて力説している。(ゲーム「マイクラ」の影響)
「ふんふん、あーそー、へー」
と聞き流していたら、窓の外の民家の庭先に綺麗なピンクの花をつけた、大人の背丈ほどの植木が見えた。
「綺麗だねー、見た?桃の花かな?」
と小さい人に話しかけたら
「ホントだ!きれいだねぇ〜」とマイクラの話を中断し、続けて
「♪灯りをつけましょ ぼんぼりに〜」とひな祭りの歌を歌ってくれた。
小さい人は、幼稚園でも「ひな祭り会」があってみっちり教えてもらってきたようで、時々詰まりながらも上手に歌えている。
なんだか嬉しい気持ちで一緒に歌う。
「♪〜よく似た官女の白い顔〜」
うちは男の子ではあるけれど「子供の健やかな成長」を願いこの歌を一緒に歌う日が来ようとは、なかなか感慨深いものがある。
しみじみじんわり感動を噛み締めていたら、歌い終わった小さい人が一言
「コウくんに似てた?」
「???、、コウくんって同じクラスの子?」
「そう」
「、、モノマネしてたの?」
「そう、歌い方似てた?」
「、、いや、コウくんが誰かも、どんな歌い方してるかなんて母さん知らないし、、」
「?」
(何で?)みたいな顔でこちらを不思議そうに見ていた小さい人。いやいや、逆にコウくんの歌い方を知ってると思った事が不思議です!
〈母さんは何でも知っているとは限らない話〉
***
心に余裕が出来たらタイトル画を桃の花に差し替えます、、そのうち、、いつか、、覚えていたら(笑)
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