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一日 / 一万歩 村山葉山編

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例年より遅い梅雨の声がそろそろ聞こえてきそうな6月第4週の土曜日
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山形盆地の北西 大蔵村、村山市、寒河江市の境界に位置する1462mの村山葉山に行ってきました
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葉っぱ塾を主催する八木さんの山行事の一つに8名の参加者で行ったのですが、本来の予定日は翌日の日曜日
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雨が降りそうだと言うことで、急遽予定日変更 前倒しの土曜日となりました
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村山葉山は、古くは山岳信仰が盛んだった山で、各地ににある葉山信仰の山でもあります
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葉山は 端山
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奥山や深山(みやま)に対する里近くの端山を意味し、この世とあの世の境『端』を意味して、山と里を結ぶ接点として祖霊のいます山としての観念のあるお山
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登山ルートは
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岩野登山口 → シャムコース分岐 → どうだん通り分岐 → 小僧森
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大憎森 → 葉山山頂 → どうだん通り分岐 → 一服台 → 立岩コース → 葉山市民荘
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約10km 高低差900m弱のコースです
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本来ならば、毎年6月初旬に釣鐘状の花を鈴なりに咲かせるサラサドウダンの大木(百万ドルのドウダン)や豊富な花が多い山なのですが、今年の花は山でも里でも早い早い!
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ガイドの八木さんは、花を見かけるたびに丁寧にガイドして下さるのですが、次から次へと花の名前を教えられるのですけれど、これが覚えられないのですねぇ
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坂道を登って、頂を目指す登山 草木の事や山の事 もっと知っていると豊かな道歩きになるはずなんですがねぇ ダメだなぁ

岩野コース なかなかの急登
うば様 昔女人禁制だった山にはよくある
女の人はここまで山に入れたそうな
ブナの森の道は とても気持ちが良い
アカモノ
赤物はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木 別名はイワハゼ(岩黄櫨)
ウラジロヨウラク
裏白瓔珞はツツジ科ツツジ属の落葉低木。和名の由来は、花の様子が仏像が身につけている装身具(瓔珞・ようらく)に似ていること、葉の裏が白いことから
エンレイソウ
延齢草、学名: Trillium smallii )は、シュロソウ科エンレイソウ属の多年草
もう 実になっていますね 言葉の通り寿命の長い植物で、花をつけるのになんと10年、 栽培したものでは30年近く枯れなかったとの記述も見かけられます
サポニンを含む有毒植物なのに食用となっているのも不思議な植物
カラマツソウ
唐松草キンポウゲ科 / カラマツソウ属
花のように見える白い部分はしべ(花糸)で、萼は欠落して花弁はありません


コゼンタチバナ
御前橘 ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草
葉は6枚の輪生に見え、花の咲く株は葉が6枚にまで成長したもの
4枚のものには花がつかない
ツマトリソウ
褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草
ツマトリの由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目(おどしいろめ)の一つである褄取りに似ているため
この花には花の淵に色が無いですね


タニギキョウ
キキョウ科タニギキョウ属の多年草


チゴユリ
稚児百合 イヌサフラン科 / チゴユリ属
ツクバネソウ
衝羽根草、シュロソウ科ツクバネソウ属の多年草
ヌハリグサとも呼ばれる
ハクサンシャクナゲ
白山石楠花 ツツジ属シャクナゲ亜属の低木
ハクサンチドリ
白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属の多年草の高山植物
フタリシズカ
二人静 センリョウ科チャラン属に属する多年草
和名の「二人静」は、2本の花序を能楽『二人静』における
静御前とその亡霊の舞姿にたとえたもの
マイヅルソウ
マイヅルソウ
舞鶴草 キジカクシ科(クサスギカズラ科) / マイヅルソウ属
日本列島では北のものほど姿が大きく、南のものほど小さい傾向

村山葉山は、山形そして東北の百名山
山頂にある一等三角点
美しいブナの森にいると ついこんな写真を撮ってしまうのは判るなぁ
山頂への道は 続く
月山が間近なのだけれど 山頂は見えず


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