HELLO WORLD について

予告で言ってたんでラスト1秒でひっくりかえると思って見てたんですが、気持ちよくひっくりかえしてくれました。SF感にぶん殴られてカタルシスを感じたので見に行って良かったです。私は理解はしていませんがなんとなく理解した気になるのがおすすめです。先生がアルタラに侵入失敗して背中ザリザリになってるのも、なんかそういうものなんだなって感じでオッケーでしょう。

グッドデザイン
なんでも出てくる右手っていいですよね。グッドデザインから壁とか出てくるのがハガレンみたいでかっこいいと思います。堅書君は性格のせいなのか最初のうちはしょっぱいタマしか出せませんけど、後半は結構派手に壁を出していて画的にも良かったです。太陽みたいなの出してたけどあれ熱くないのかなぁ。メイン武器は本みたいですが使い方鈍器なんですね。きっとめっちゃ硬い本なんでしょう。あと堅書君が宇治で力を奪われた後に地面に這いつくばって「飛行機…自動車…エレベーター!階段!なんでもいいから出てくれよ!!」って言ってるところが情けなくて好きです。「上り坂だ!」って言われて上り坂出すところも好きです。

一行さんはかわいいのか
私の第一印象はあのような仏頂面ヒロインは今時ないんじゃないかというものでした。最近のアニメはやたらめったら可愛い子が山ほど出るので、私が毒されているのかもしれません。2~3秒で主人公へ好意を持つような人も多いですし、そういう人と比べると一行さんは前時代的なヒロインのような気がします。ゲーム内で3か月あるゲームだともうちょっと好感度を盛るイベントがあると思うんですが、今作はなんかボリュームが半分くらい足りてないですね。勘解由小路さんの方が好みだって言ってるのに、未来から来た自分にいや彼女になるからあっちにしろって言われてもちょっと困りませんか?バスでケツに顔を突っ込んでいましたが、あそこが良かったくらいですね。よっぽど柔らかかったんでしょうか。「やってやりましょう」と言うところは可愛かったかもしれませんが、そんな台詞前に言ってました?あまり印象にないです。自宅でくつろいでいるいるところを襲われそうになって堅書君が助けに来ましたがびっくりして失禁してくれてもよかったです。高所恐怖症でゲロ吐いても良かったと思いますがその辺は昨今のヒロインと比べると大人しい味付けですね。あんまり魅力的にしてもそっちばっかり目が行っちゃうからこのくらいで丁度よかったのかもしれません。

わけの分からない食べ物を食べてコラボ商品として売ろう!
京都市が協力しているので、過度なご当地描写をもっとするべきでした。錦高校などという学校へ通っている割に商店街とかあまり出てこないですよね。どうせなら、しば漬けとか漬物を図書委員のみんなで作るシーンを入れたり、鴨川に鹿がやってきてちょっとドローンと対決したり背景をやたら修学旅行生が歩いていてもよかったんじゃないでしょうか。実際にはありませんが、牛車タクシーが配車アプリで呼べたり朝食に生八つ橋サンドイッチを食べるくらいしてネオ京都感を出しても未来だということで許されたでしょう。ねじりパンではコラボ商品として弱い気がするので天下一品パンとかどうでしょうかね。(焼きそばのようにこってりラーメンがパンにはさんである未来のたべもの)未来要素といえばドローンが飛んでいるくらいで、もったいない気がします。
京都駅はもっとぶっ壊していいと皆思ってるでしょう。せっかくなんだからガラスとか割ってガシャーン!みたいな感じが見たかった。でも京都の街が折り紙みたいになるところは世界が壊れてる感があって良かったですね。

なんかグッズいっぱい映画館で売ってました。最強マニュアルとか先生のIDカードとかいいものがあったと思いますが私は使いどころが思いつかなったので買いませんでした。

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