#2【英語版触るグリフ体験記その前に】娘の事・高校入学後
今(2022年9月)高校3年生の娘。小さい頃から文字がちょっと苦手。明るくて前向きでやる気があって普通程度には真面目。小学生で漢字テストはいつも10点15点…中学生になると英単語が覚えられず…漢字と英単語の暗記は捨てて第一志望の高校にも合格しました。
あまり読み書きできない夫は43歳にして触読シート『触るグリフ』である程度(本人とってはかなり)読み書きできるようになりました。現在高校3年生の娘は英単語が壊滅的に覚えられなくて高2の終わり、春休みから英語版触るグリフを始めました。娘も効果があって英単語が覚えられるようになりました。その体験記を簡単にまとめます。
高校1年生 他の教科も悪いけど、英語の成績はもっと悪い
高校生になった娘は部活に生徒会活動に習い事に遊びに、高校生活を満喫していました。
1年生時は「大学受験するにしても2年生から勉強すればなんとかなるんちゃう?あ、授業さえ聞いてればね。」という私のテキトーなアドバイスもあり娘は特に勉強に力を入れてはなかったと思います。成績は、、、元々ギリギリで入学した高校なので1番下のグループだったと思います。詳しく覚えてないけど得意な数学でも良くて真ん中ぐらいだったんじゃないかなぁ。(高校での定期テストは順位は出ません。分布図をもらって自分がどのあたりか。みたいなの。元々成績に関心ないので余計に分からなくなりました)
そして、中学の時に不得意が故に頑張るので数学の次に良かった英語の成績も最下位に近い所で定着していました。
たまに「ボキャコン(ボキャブラリーコンテストかな?大きな英単語テストです)』でめちゃくちゃ点数悪かった〜」とか「あ〜あ、もうすぐボキャコンや…嫌やな〜」とか言ってました。いつも点数はめちゃくちゃ悪くて0点取った事もあるみたい!
でも、娘は「英語の授業が面白い。英語の先生が大好き。英語が分かるようになった」としきりに言っていました。不思議でしょ?この辺私はよく分からないんですが、1年の時の英語の担当の先生に『構文分け』や『ネクサス関係』を教えてもらって英語が、英語の授業が好きになったそうです。英単語、スペルが覚えられなくて英語の学び方に苦労していた娘にぴったりの勉強法だったんじゃないかと思います。
(この先生がこの年に定年退職された事が返す返す残念なのですが、今でも娘はこの勉強法一筋で「あ〜大富先生大好き♡」と言ってます。)
高1の冬 触るグリフと出合う
読み書きできない夫のために触るグリフを知り宮崎先生にコンタクトをとった時、私は先生に娘の事も聞いてみました。
「文字がちょっと苦手で、漢字は小学生から覚えられませんでした。高1の今は英語が苦手な娘がいるんですが、その子は、、、?」
先生は
「ご主人ほどではありませんが、多分、軽度のディスレクシアだと思います。英語に強く出る人がいるんですよ。母語じゃないからというのもあるし、英語という言語そのものがディスレクシアが出現しやすい言語なので。」
と返答をいただいて、その仕組みを少し説明していただきました。宮崎先生に、夫は『ディスレクシアの典型的なパターン』と言っていただいたのですが、娘は『日本語話者の英語ディスレクシアの典型的なパターン』と言っていただきました。
その後、先生に夫がオンラインで面談していただく機会があったので娘も同席させました。宮崎先生に「英語の触るグリフやってみる?」と聞かれた娘は
「毎日英単語テストのミニテストがあって、合格するまで帰れないからいつも帰りが遅くなって辛いんです。だからやってみたいです」
と笑って答えました。大きな英単語テスト『ボキャコン』の事は聞いていましたが、毎日のミニテストの事は聞いた事がなくて「え?そんな事になってたん?」と驚きと(毎日辛い思いしてたのね…)と少し可哀想に思いました。
あとで英単語ミニテスト(英作文の時もある)の事を聞いたら15問のミニテストがあって12問が13問正解するまで再テストするそう。そりゃできないわ〜。辛いわ〜。
英単語(英作文)テストの再テスト地獄から解放されますように!英語版触るグリフをやってみよう!
(その後すぐに文理選択の三者面談があり、担任の先生に夫の事と娘の英語ディスレクシアの事を話し、英単語ミニテストは大目に見てもらう事にしました。とりあえず再テスト地獄からは解放されました)
高1の終わり頃(旧型)触るグリフ到着
そして夫の触るグリフが届いて取り組み始めたあと、英語版触るグリフも届きました。(こちらは旧型でフォニックス版ではありません)
夫がどんどん触るグリフの効果を感じていたのに、娘の方はついつい後回しに。娘はすっごく忙しいし、帰る時間もまちまちなのでなかなか一緒に取り組むタイミングを掴めません。夫は段々と自分でやるようになったけど(当たり前)娘には「一緒に付いてやってあげたい」という気持ちが私の中にあったのも取り組めない要因の1つでした。なんで一緒にやりたかったんだろう?なんとなくだけど、高校生になってすっかり成長した娘、でも英単語ミニテストには辛い思いをしてて、まだ甘えたい部分があるんじゃないかな?やろうと思えば1人でできるやろうけど5分10分だけでも一緒に取り組んであげた方が娘が嬉しいかも?と思ったからです。
でも、その親心が仇となってどんどん後回しになってしまいましたーーー!
高校2年生 時々触るグリフ
いつまでも後回しにはできないし、夫はどんどん効果を見せてきているし、、、時々「あ!今!触るグリフやろ!」と娘を誘って取り組みました。
⚠️こちらは旧型で今はフォニックスのあるバージョン⚠️
2〜3日続ける事もあれば、その日だけの日も。2週間開いたり3週間開いたりバラバラ…それでも英単語テストで点数が良かったり、少し効果を感じる事もありました。それなのにやっぱり娘とタイミングを合わせるのが難しくてなかなか継続して取り組む事ができませんでした。
夏休み前の三者面談で担任の先生に
「英語、特に英単語ができていませんね」
と言われてしまいました。出たっ!小学校の漢字以来の!今もちゃんと診断を受けたわけではないけど、8年前(小3の時)とは違って堂々と
「軽いディスレクシアで英語に出てるんです。英単語はできなくても大目に見てあげてください。」
と言いました。小学校の時と違って先生は「なんですか?それは?」という返事。簡単に説明すると
「文字が苦手?漢字英単語が覚えられない?知りませんね」
という返事。正直言って私と同年代か少し上で教師やっててそのような生徒に会った事が無いとか無いと思うんですよ。だからこの先生にはそれ以上説明するのはやめました。面談の終わりに「じゃ、夏休みは英語の勉強を頑張るという事で」と言われて娘とクスクス笑った。ずっこけた。
で、その後の英単語ミニテストですが「辛い…」「大変…」と娘が言う事はありませんでした。娘が何も言わないので私も忘れてしまっていましたが、後で聞いたら2年の英語の先生は英単語ミニテストにはわりあい甘く(娘だけでなく全員に)少しのスペルミスなら○にしてくれてそれほど大変ではなかったそうです。
ミニじゃない方の英単語テスト『ボキャコン』の方は相変わらず、、、。
私の中で「あ…触るグリフやらな…やらな…」と思いつつなかなか習慣づけられないままでした。やっぱり「やれる時にやる」とか曖昧なのって難しいです。
高2の終わり頃 フォニックス版触るグリフ追加購入
そのままズルズル過ごしていた頃、英語版触るグリフにフォニックスの新バージョンが出る事を知り「これ買って仕切り直しや!」って気持ちになり、すぐに購入しました。
フォニックスというもの自体は英語好きだった次女が小学校3年生ごろ、フォニックスの歌(クッ クッ キャァーツ♪みたいなの)を歌っていて知りましたが、「フォニックスが英語学習に良い」とか「良くない」とかは考えませんでした。「なんか、良さそう」という直感と「新バージョンで仕切り直したい」という気持ちでいっぱいでした。そして春休みに入ったのをきっかけに、
を立てました。なんかYouTube的なノリで!それを娘に伝え、朝食後に毎日フォニックス版触るグリフに取り組む事に決めました。相変わらず休みの日も家にいる事はなく忙しくしてる娘ですが、朝は必ずいるので朝にしようと思ったわけです。毎日のルーティンの中に取り込んで習慣づけたかったんです。
そして今度こそ続けられるように、ツイッターに毎日投稿する事に決めました。娘に「これこれこういう事情でツイッターにあげても良い?」と許可をとりました。
終わりに
そんなこんなで高2の春休みから『毎日触るグリフをやろう企画』の話は次回!そして最終回です。効果は、、、ありました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?