Hertz で日本車を借りる。意外と安かった ANA グローバルレンタカー 10日間で 49,140 円

US 出張時の行動範囲が、SF 市街地とかラスベガスのストリップだけなら、車がなくても行動できますが、シリコンバレーやロサンゼルスなどで行動するには、レンタカーが必須です。

私は、いつもハーツ Hertz https://www.hertz.com/ を使っています。

単純な金額比較では、もっと安いレンタカー会社もたくさんありますが、貸出時・返却時の手続きも慣れてしまい楽なのが一番の理由。日本車も多くて安心です。

(1)日本車も選べる

サンフランシスコ SFO、ロサンゼルス LAX 等の空港の Hertz レンタカーの貸出時は、巨大な駐車場が車種ごとにゾーンに区切られていて、予約した車種(コンパクト・フルサイズ等の予約クラス)ごとのエリアに置いてある車から、好きな1台を選んで、そのまま乗っていく手順になっています。

日本メーカー・米国メーカー・韓国メーカーなど、多様な車から実物を見て選べる仕組みです。色も自分で選べます。日本のレンタカーでは窓口で車のキーを受け取りますが、Hertz では車内にキーが置いてあり、駐車場の出口のゲートで借りる車が最終決定して、手続きが完了します。

ただし、街中にある小さいレンタカーオフィスでは、このようには選べません。街中と空港では、サービスレベルの差がかなり大きいので、レンタカーは、空港で借りるのが絶対に便利だと思います。

(2)免許証の英語版作成フォーム

日本の運転免許証の翻訳版を作れるハーツ運転免許証翻訳フォーム (HDLT) というサービスも安心です。カリフォルニアなら、国際免許証なしで、日本の運転免許証と HDLT で運転できます。

以前や郵送で1,000円でしたが、今はオンラインで無料になっています。
→ https://www.hertz.com/rentacar/productservice/index.jsp?targetPage=HDLT.jsp&POS=JP&lang=ja  

(3)ガソリンスタンドで給油 vs. FPO

US のガソリンスタンドは基本的にセルフ方式ですが、ポンプにある端末では日本のクレジットカードが使えない場合があります。ガソリンスタンド併設の売店内のレジでガソリン代を払う場合は、日本で発行された VISA/Master も使えます。あるいは現金払い。いずれにせよ、売店の方と会話してポンプ番号を伝える等の手続きが必要で、日本よりも面倒です。

Hertz の本サイトでは、日本人会員向けに各種保険や FPO(返却時の給油不要)オプションが付いたパッケージプランを出しています。この保険はてんこ盛り全部入りなので、初めてのときは、安心かと思います。→ https://www.hertz.com/rentacar/rental-car-deals/Z-JP-WebSpecial

ただ、Hertz の日本人アカウント向け価格と、US 現地アカウント向け価格(あるいは実施キャンペーン)は異なるようで、上記の日本人向けプランは一概にはお得と言えません。日本のクレジットカードに10%前後の Hertz の割引サービスが付いている場合がありますが、それを適用してもなお、US 現地アカウントの方が安い場合もありました。

(4)意外と安い ANA グローバルレンタカー

2018/01 の US 出張では、Hertz 本サイトではなくて、ANA グローバルレンタカー https://www.anaglobalcarrental.com/car 経由で予約しました。

最低限の保険しか付かない、FPO なしプランで、ロサンゼルス空港 LAX から 10日間で 49,140 円でした。Hertz 本サイトするよりも安いです。もっと安い会社も選べるけど、手続きが安心な Hertz を選択。

Hertz の空港オフィスでは、保険を追加したり、FPO を追加できます。いろいろオススメされるので、断るところは断りましょう。今回は、日産 ALTIMA(日本名はたぶんティアナ)に乗りました。他にはベンツとかもあった。

(5)カーナビは英語モードの Google Maps で代替

Hertz ではカーナビはオプションなので、付ける場合は、追加料金になります。スマホの Google Maps アプリの方が便利ですから、カーナビは不要と思います。

ただし、iOS の設定画面で、事前に OS 自体を英語に切り替えておくのがオススメです。英語モードだと、Google Maps アプリが交差点で曲がるべきストリート名等を発音してくれます。日本語モードでは英語の地名を発音できないので、「右です」とかに省略されてしまい、曲がる場所が分かりにくくなります。


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