夏の魔物

「夏の魔物に会いたかった~」。
スピッツの夏の魔物という曲が好きです。

久しぶりの関東の夏は、どこかに忘れていた夏バテを、私のツルツルの脳の何処からか蘇らせてしっかりと身体に作用させています。

その、スピッツの夏の魔物とは関係ないですが、夏には何処か魔物が潜んでますよね。

甲子園の魔物とか、これは夏を感じます。
そうめん湯掻いて、テレビをつけて、NHKにかえたら甲子園がやっていて。
これでもかと球児達が輝いて。
学生の頃に毎試合賭け事の真似事をして、やれ、ポテチ買ってこいだ、コーラ買ってこいだ、していた自分には中々直視できない光が放たれています。

そこにも勝ちと負けが存在して、あと一球が遠かったり、あと一球で繋ぎとめたり。
そこに魔物たるものがいたり、女神たるものがいたりして。

何試合かあるわけじゃなくて、一発勝負であるからのドラマを紡いで、弾け、咲き誇る。

別に人生の中で関わりがなかったり、地元でもない土地の高校だとしても、やっぱりグッと来るし熱くなる。

「どっちも勝ちでいいじゃん…」とか思ってあげちゃうのが、もう、無粋なんでしょうね。

「どっちも頑張れー!」

私は勝手に楽しませていただいております。

学生時分の話だと、夏休みにふと見かけた同級生の女の子とかですか。
大人になると制服が特別扱いになりますが、学生時分には私服を見るとかって方が無いですからね。

当たり前か。

疲れた日だったからか。
そんなこと考えて晩御飯を作っていたら、全部の料理をカレー味にしていました。

これも夏の魔物のせいなのか?

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