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意外と盲点な単純牌効率

https://twitter.com/kawamura0603/status/1642235808974540801

こちらのツイッターで投稿した内容の反応が良かったので、少し詳しく記事にしてみることにした。

”単純で当たり前”っていうものは、もう既に知っている人にとっては何の面白味もない戦術だ。
しかし意外と盲点になっていた人にとっては面白い問題になることを皆さんの反応から学ばせて頂いた。

裏プロ本 33ページより

両面が4枚切れても、形ばかりに目が行って、カンチャンを切ってしまう人もいる。
しかし両面というのはそれ以上の良形にはならないことを認識しよう。
(※23m引きに関しては35p引きと同様だから良形には含めない)
しかし、カンチャンは24p引きで両面に進化するし、17p引きでもカンチャン選択することができるのだ。

ただ両面5枚 VS カンチャン4枚ではどうなるのだろうか?
私は統計を取っていないので何とも言えないが、序盤であればもしかしたら逆転するかもしれない。
将来、逆転してくれたら嬉しいが、そもそも麻雀には場況があるので毎回平面何切るではないので実践では臨機応変な対応が求められる。
少なくとも私の麻雀(通称:川村式ドンジャラ打ち)として言えるのは、クイタンが視野に入る手では、4m2枚切れ、1m2枚切れの23mの両面よりは私はカンチャンを必ず残して打っている。

【3枚残りターツ VS 4枚残りターツ】
なかなか逆転しない!?

たかが1枚差と思ったあなた!注意が必要だ。
1枚差自体は正しいが、これからは違う感覚で実感できたなら、なお良い。もしあなたが本当に数学的思考で麻雀を打ちたいのであれば、枚数差でなく、枚数の比率で考えよう。
すなわち、
・0.75:1
・75%
・1/4受けを減らしてしまう
そうやって受け入れ差を認識するのだ。
すなわち1枚差の中でも一番差があるのは、1枚対2枚だ。
たかが1枚差ではなく、受け入れが半分(倍)になってしまうのだ。
逆に一番難しいのが7枚対8枚。
こうなると1枚差でも場況で決める方が良さそうだ。

ペンチャン4枚とカンチャン3枚

実はさきほどのテーマと最も近いのはこれ。
ペンチャンは2手代わりでしか両面変化しないので、4枚切れ両面と似ているからだ。
昔の打ち手は変化を重視してカンチャンを残す打ち手が非常に多かった。
しかし最近のAIなどは割と枚数を重視する。
ということは、3枚対4枚はなかなか逆転しない可能性が高いと考えた方が良さそうだ。

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