カラーモデルのボックス考察1

これはOpentoonzの「色見本のカラーチップから自動で拾う」という機能を基にしたアンケートでした。

個人的に馴染みがあるなぁ、と思っているのは、「アニメーションの色彩設計から学ぶ 色彩&配色テクニック」にあったガオガイガーのボックス。

ただ、この方法はOpentoonzの仕様上、長方形でもいいので四辺がまっすぐの部分を拾うというルールなので、絵の中に真四角があるとそれもカラーチップとして認識されますw

まぁそんなわけでアンケート結果通り、縦のボックスが業界的には非常に馴染みが多いということです。結果だけ知りたいの人を除いて計算すると85%以上の人が縦のボックスに馴染みがあるようです。

実際仕上げ工程でOpentoonzを使っていたジブリではどうだったのか、貴重な意見をいただけたのでまとめておきます。

みんな薄々は気づいていたと思うのですが、Opentoonzの場合、それなりの改造を加えないとRetas!仕上げと全く同じにするのはちょっと難しいのかもしれません。

逆に色指定をOpentoonzにしてしまうと、Opentoonzでしか色指定ができないので、オープンソースという意味では好きなバージョンも使えますし、いいのかもしれませんが、考え方としては難しいところです。
現状Photoshopでの色彩設計も多いでしょうし、そのノウハウも捨ててしまうってのちょっと違う気がするので、今後も自分はカラーモデルのボックスはある方向で考えたいなぁ、と思ってます。

実際背景が上がってからしかセルが出せないというのは、ある意味理想的なんですけどねぇ……現実はキビシイ……

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