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ギフデット 言霊編 その5
4
「ねぇ、もうやめようよ。」
彼女が言う。眠らせたはずなのに。
「全部覚えているよ。リュウがやってくれたこと全部、死体を埋めて、周りの人にまじないをかけて。でも、だめだよ。私のためにしてくれたのは、わかるけど。」
彼女が何か言っている。なんで催眠が効いていないのだろうか。
「心と同じであれば言霊。けどさ、心で思っていることと実際に喋ることはイコールじゃないよ。」
いつのまにかそこに誰かがいた。所
ギフデット 言霊編 その4
3
「男の名前は石川龍斗、23歳大学生。大学での友達は少なく交流があったのはクラスの一名と、バイト先の同僚2人のみ。そして依頼してきた彼女は、バイトの同僚だった。別の男と付き合っていたらしい。」
「それがもう一人の同僚なのね。」
「そ、でその同僚が行方不明になったのが14日前」で、他の情報は、と所長は続ける。事務所では、情報収集を頼んでいた高倉が報告をどうでもよさそうにおこなっている。
「100パ
ギフデット 言霊編 その3
なぜすぐに傷が治らないんでしょうね。だってさ生物って進化していくんじゃないんかね。だったら、傷跡なんか残らないくらい高速で治るように進化してほしかったよな。ピッコロさんみたいに腕が切断されても、即再生するようにね。例えが古いか、反転術式とかならわかるか、最近良く使ってるみたいだし。まぁすぐ治るように進化しなかった理由があるんでしょうな。小指がつめれなくなったり、リストカットの意味がなくなったり、即
もっとみるギフデット 言霊編 その2
2
「おまたせ、ちゃんとみてたか小島。」
車の中で待っていた大島と合流する。
「小島じゃないっすよ。」
「ああしょうちゃんだったな。」
むむむとした顔して何か言いたそうにしているしょうちゃんは、今まで俺の服についているカメラから、依頼主との会話をきいていたわけで、
「気づいたか。依頼主について。」
「ああ、背が高くて、大人のおねーさんってかんじでしたっすね。」
お前をいじりたいわけではないんだけど
第一回言われて傷ついた言葉TOP3
さて始まりましたっす。第一回言われて傷ついた言葉ランキング。この記事を書いてる河合さんの言われて傷ついた言葉をランキング形式で紹介するっす。司会は、私ニセアサヒがつとめるっす。ゲストは、㋘さんと、㋗さんっす。主に彼の言葉に対しての意見を言って貰うっす。よろしくっす。一言ずつお願いするっす。
㋘:帰りたい。 ㋗:面白そうだね。
三位
第三位からの発表っす。
第三位は、「やらんでいいよ、お前