OECD労働生産性から見る学校の働き方
①『日本の時間当たり労働生産性は47.5ドルで、OECD加盟36カ国中20位。』
つまり、どれだけ効率よく働いているのか?
って項目において日本はOECDの中で真ん中よりちょっと悪い。
全然トップクラスではない!
出典👇
https://www.jpc-net.jp/intl_comparison/intl_comparison_2018.pdf
②日本のGDPは世界3位である。
つまり、めちゃくちゃザックリいうと世界で3番目にお金持ちの国やってこと!
(アメリカと中国がトップ2)
出典👇
https://www.globalnote.jp/post-1409.html
③成果=効率×時間×人数
つまり、日本は仕事の効率はイマイチやけど"労働時間"と"労働者人口"の大きさで世界3位のお金持ちを維持してるということになる。
労働時間👇
globalnote.jp/post-14269.html
労働力人口👇
top10.sakura.ne.jp/IBRD-SL-TLF-TO…
(実は日本には人が多くて、意外に労働時間は長くない)
④成果=効率×時間×人数
言うまでもなく人口は減るので、このまま行けばGDPも下がる。
(ここから40年で生産年齢人口は40%ほど減る)
人口の推移👇
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc111110.html
⑤てなわけで、成果を出すためには
『効率を上げる』or『労働時間を増やす』ことを考えるんやけど、ハッピーに生きるためには『効率を上げる』方を選択したい。
(今以上単に労働時間増やしてGDP維持しても幸せになれない)
で、ここで教育に目を向けると…
⑥みんな大好きPISA調査です。
トップクラスの成績を出している。(OECDで数学的リテラシー1位科学的リテラシー1位読解力6位)
つまり、成果は出ている。
ただし、巷でブラックと言われているように『労働時間と引き換えに』です。
ってことはGDPと構造は同じ。
出典👇
http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2015/01_point.pdf
⑦じゃあどうするのか?
労働時間を減らす"だけ"で良いんです。
今以上の成果なんていらない。
『今の学力』を『今より少ない時間』で実現できたらそれでオッケー。
少なくとも
数学的・科学的リテラシーにおいては。
⑧『無駄を省くだけで良い』
教育現場が直面してる課題は、日本全体の課題とすごく似ている。
・成果は大きい
・効率が悪い
じゃあどうするか?👇
労働時間を減らすだけで良い。
それはみんなが「無駄やなあ」と思ってることをなくす。それで少なくとも学校では達成できる。
そう思ってます。
ぼくは誰とも対立したくなくてーー。一斉授業も、先進的な実践も、独創的な実践も、どれも自分の納得のうえでやったら良いと思う。
ただ、唯一「自分が無駄だと思う業務は減らした方が良い」って点だけはみんなで共有できると思う。それだけで良いです。
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