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10時ランチなら「ちから餅 阪急塚口店」に行け!

つねに時間に追われる現代社会。

どうしても早くランチを食べなければならない。
だが美味くなくては納得がいかない。
かといって食事にさほど時間は掛けられない。

そんな時、重宝するウドン屋さんが兵庫県尼崎市にあった。

阪急神戸線・塚口駅北改札出て30秒。
大都会の真ん中に10時ランチ難民の桃源郷オアシスがあった。


周辺の愉快な施設マップ

   稲野駅「…」
    つかしん「頑張れよ!」

 【【ちから餅】】
ーー塚口駅ーーー至・大阪梅田「…」 
 塚口さんさんタウン「お前もな!」

和菓子とウドンのハイブリッド

関西随一の閑静街・塚口のうどん屋さん


ちから餅は和菓子の店頭販売にも力を入れている老舗。
塚口駅前は尼崎では一番閑静とか言われてるくせにもうグチャぐちゃ都会の喧騒でごった返しているが、ちから餅もその例にもれない。
「マクドの裏・駅北徒歩40秒」と覚えておけば、きっとたぶん辿り着ける。
店内は「手打ちうどん」を主戦場にするウドン・ソバ屋さん。

「和菓子」と「うどん」の組み合わせというのはありそうでない。
うどんを食べて和菓子を持ち帰る。
これが最高のコラボだろう。


力と知性のハイブリッド

一方通行しかない駅前

我々が10時ピタリに視察に訪れると、奉仕品メニューが出迎えてくれた。
忙しい人はこれで決まりだ。
このご時世でこのお値打ち価格はそれだけでも素晴らしい。

店内は2階建て。
1階は10席ちょっとだが、
2階は31席以上が担保されており、見かけによらず中箱店だといえよう。
ちなみに、
1階から2階へのモノのやり取りは昭和の御代から完全機械化されており、
ミニエレベーターが今日も「ちから餅」で躍動している。
昭和からとはすこぶる速い機械化であり、ちから餅の先見性が垣間見える。
尼崎のチカラ餅はインテリ系なのだ。




王道と権謀術数のハイブリッド

奉仕メニュー ミニカツ丼定食 900円

そんなこんなでミニカツ丼定食がやってきた。
まさか、
午前10時にミニカツ丼定食をたべられるなんて…
感慨無量である。

10時ランチというのは禁断の果実だと思っていたが、堂々とやっているお店が近場にあった。
ちから餅をまるっきり忘れていたなんて口が裂けてもいえないけど、SNSってホント便利。

10時ランチというのは禁断の果実だと思っていたが、堂々とやっているお店が近場にあった。
飲食店の談合・カルテル、不文律・暗黙の叡智でランチは11時からしか出来ないんだとタカを括っていた。
以前、ワタシがやった考察は一体何だったのだろうか。
ちから餅さんにはヤバいバック頼れる縁の下の力持ちがおられるのだろうか。

下衆の勘繰りはこれくらいにして、食事に入る。
現代を生きる我々にはとにかく時間がないのだ。
早くランチを済ませ、秒単位のスケジュールをこなす。
はやくいっぱい換金してゲームを有利に進めなければならないのだ。
そのためにも「うどん」ならびに「10時ランチ」はマストアイテムだろう。

ちから餅さんは食べログで、
「出汁」を非常に高く評価されている。
そんなん思たこと、一度もあらへんかったが、
確かに昔から出汁目当てで足繁く通ってきた。
出汁のために三日とあけず暖簾をくぐってきた。

断言しよう。

出汁だけでも通う価値のある名店だ。
この出汁だけでも是非呑みほしに来て欲しい。

出汁まで飲み干して、
午前10時、少し早い命の洗濯が終わりだ。

こ だ わ り

・・・・
こだわり

と強調されているのだから、コンプガチャ寸前の我々に何か伝えたいことがあるのだろう。

こだわり 
 し

   み
こだわり
   ん

こだわり

麺?
??
 …粉 コナ⁉︎→「こ」⁉︎



「だ」は「出汁」の「だ」。
「り」は「みりん」の「り」と推測するまでは一目だ。
その流れで、
「こ」は「麺」の「こ」となるはずなのだが…

麺は「粉」だから「コナ」の「こ」と読み解けば良いのだろうか?

また一つ、
この町の謎を解いてしまったところで、読者とはお別れだ。
現代を生きる我々にはとにかく時間が足らないのである( ´ ▽ ` )


つかしんのヤバい周辺施設マップ

   稲野駅「…」
    つかしん「ヤバい!」
 ちから餅「昔からじゃ!」
ーー塚口駅ーーーーー至・中津「…」 
 塚口さんさんタウン「お前もな!」

ハーティー21「…」

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