民間軍事資本イスラエル/非対称の黄昏
レバノンを舞台にして、
イスラエルと民間組織ヒスボラの角逐が続いている。
いつか見た景観。
国家と民間組織の非対称な争いだ。
イスラエルはレバノンという主権を有する国家の境界線を無視して民間組織に攻撃を継続している。
これは国際法などに照らし合わせて完全にアウトだろう。
完全にアウトの理由は2つ。
1つ目の理由は、ある国家が国外の民間組織に対し攻撃を加えてはならない。
国家と民間組織との諍いはあくまで国家同士の話し合いにより解決策を模索し、然る後、主権国家同志の戦争などにて解決される問題である。
2つ目の理由は、国境線の向こうはイスラエルの主権が及ばず飛来物などを飛ばしてはならない。
当然、殺害など論外だ。
この2つの理由から、
もし仮にイスラエルが主権国家だとすれば、
イスラエルによるレバノン内のヒスボラへ向けた攻撃はアウトだ。
アメリカ、イスラエル…日本 21世紀の枢軸
とはいえ、日本も偉そうなことは言えない。
2011年にアメリカがアルカイダの頭領たるビン・ラディンを暗殺した時。
アメリカは主権国家パキスタンに無断で侵入し、ビン・ラディンを葬った。
これは国際法規に照らして確実にアウトであったが、この行為を容認した国が世界で2つだけあった。
このアメリカによるホームラン級のアウトを容認した2つの国とは…
イスラエル、、
日本………
ろくでなしクラスの優等生 日本
日本はどうかしている。
ヘブライのやり方が理解できないという日本人は多い。
だが、日本の姿勢こそ世界が理解できない。
アメリカのホームラン級の狼藉を両手をあげて容認する日本。
イスラエルと同じ方向に向かって柏手を打つ日本。
天は、日本をアメリカ・イスラエル組の手先だとカンしている。
世界の特異点 その条件
アメリカ、イスラエルの狼藉が看過されるのには条件がある。
それは世界で圧倒的な力を誇っているということ。
言い換えれば「世界の裁判官」であるということ。
これが世界の特異点に君臨し続ける条件だ。
だが、ここで悪いニュースと素晴らしいニュースがある。
まず世界にとって素晴らしいニュースというのは、
アメリカとイスラエルと日本が束になってもかなわない主権国家が出てきたということ。
次に悪いニュースというのは、アメリカとイスラエルと日本が束になってもかなわない主権国家が出てきたということ。
アメリカとイスラエルはあまりにも怨嗟を集めすぎた。
例え悪魔であっても他国は悪魔にすがるだろう。