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天下取りという自己限定/信長の野望 制限版

「天下取り」というと勇ましく聞こえる。
気宇壮大な響きがある。
だがしかし、
天下取りとは「自己限定の塊」のようなフレーズなのだ。

「天下取り」というフレーズが自己限定の塊。

どういうことか?
説明しよう。

「天下」とは「天の下」だけ。
天下には「天の上」は含まれない。

    天の上
世界⇨   
    天の下 ←こっちだけ

天下の位置


図のように精緻に精緻に考えれば、天下は世界の半分しか指し示せていない。
いや、クオリティーを鑑みれば天上の方が坪単価において明らかに高そうだ。

天上路線価 1000万両/平米
天下路線価  100万円/平米

実売価格とは異なります


少なくとも2倍以上の開きはありそうだ。
だから、多めに見積もっても天下は世界全体の1/3の価値しかない。

天下取りというフレーズは確かに勇ましく聞こえる。
だが実際には、「天下取り」というフレーズには世界の半分、しかも二等地しか目指さないという控え目な思いしか宿っていないのだ。



何故、天下取りが喧伝されるのか?

明治維新以後、天皇の地位を不可侵なものにするプロパガンダだ🥴

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