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人類の本音が可視化されるXデイ/三大可視化の歴史

デジタル化で可視化されたものは、人の「想い」そして「本音」である。

検索エンジンで分からない言葉を打ち込む。
その時「〜とは?」という「想い」が可視化されている。

つまり、デジタル化は人々の「〜とは?」という「想い」を可視化したのだ。

IT革命@1995年がくれたもの


1995年にインターネットが普及し始めた。
それと同期して世の中の情報がアナログからデジタルへと大変遷していく。

アナログとは人間言語
   1995年 ⇩  IT革命
デジタルとはAI言語

世の中にある情報を人間ファーストからAIファーストに切り替えることで、AI開発は大きく加速した。
これが1995年のIT革命が我々にもたらしたものだ。



検索エンジンの衝撃

インターネットの黎明期において皆が驚いたのが「検索エンジン」。
分からない文言があればそれを打ち込むだけで、その言葉の意味が立て板に水スラスラと表示される優れもの。

それが検索エンジンだ。

人々はこぞってネットにつながり、検索エンジンで知らないことを調べ始める。
「〜とは?」と心の中で念じながら文言を打ち込んで、知識をブラッシュアップさせていった。

この時が問題なのだ。

「〜とは?」と打ち込んだ時、
その人物が知らない「問い」が赤裸々になる。

人間は他人様の前では自己顕示欲がはたらいて「〜を知らない」とはなかなか言えない。
だが、検索エンジンという機械風情の前において人々は果てしなく無防備になる。
だから、検索エンジンに文言を打ち込むときには本音の「〜とは?」が可視化されるのだ。
だから、検索エンジンに文言を打ち込むときには本音の「〜を知らない」が可視化されるのだ。



記憶から記録への飛翔

インターネットを挟んで検索エンジンの向こう側にいるのはIT企業だ。
だから人々が検索エンジンを利用した時、可視化された「〜とは?」或いは「〜を知らない」を見ているのはIT企業である。

さらに、
1995年のIT革命によって主要言語が人間言語からAI言語に変遷したため、可視化された人々の「〜を知らない」をIT企業のAIが認識して記録・・できるようになった。
これはかつて人間が人間言語で頭の中に記憶・・していた情報システムよりも格段に精度が高い。
人間がアナログデータでなす記憶より、
AIがデジタルデータでなす記録は段違いに保存精度が高いのだ。

こうして、検索エンジンを従えたIT企業は人々の本音を可視化させた。
こうして、検索エンジンを従えたIT企業は人々の本音をデジタル記録できるようになった。



3つの可視化

太古、
文字は人々の思考を可視化した。
それまで話し言葉にて「思いと考え」を伝えようとしていたが、話し言葉は見えないため伝達精度が非常に低かった。
だから字発以前すなわち「文明」以前は人間社会は遅々として発展しなかったのだ。

だが、、文字によって人々の思考は可視化された

いま読者はワタシの「だが、、文字によって人々の思考は可視化された」という思いと考え思考をウンウンと見てくれているが、これこそ文字による思考可視化のたわものなのだ🥴


可視化の歴史🥴

手段    可視化されたモノ

文字     思い、考え
数字     価値
デジタル化  想い、倫理

三大可視化  文字、数字、デジタル情報 

その後、「数字」がモノコトの価値を可視化し、貨幣経済を機能させ世の中を爆発的に発展させた。
ここでは面倒臭いから、数字による価値の可視化は「本題から逸れる」ので割愛。
さて先ほど述べたように、
1995年のIT革命によってなされた情報のデジタル化は、人々の本音を可視化した。
人々の「想い」が可視化されたのだ。



「思い」と「想い」

ここでは鋭い読者諸賢から「思い」と「想い」はどう違うんだというツッコミが予想される。

人は他人様の前では素直になれない。
自己顕示欲や承認願望、時に慮りが働いて「〜を知らない」とは言いずらいのだ。
だから文字を獲得してもなお、人類は本音の思考を可視化できずにいた。
人類は昔から恥ずかしがり屋なのだ。
ところがインターネットというクッションが出来たおかげで、人々は検索エンジンの前で心を丸裸にした。
本音の「〜とは?」「〜を知らない」が可視化されてIT企業のAIに記録収集されていったのだ。

この本音の「〜とは?」「〜を知らない」を「想い」という。


思いとは、「建前の、、?」。
想いとは、「本音の、、?」。

こうしてデジタル化によって「本音の、、?」すなわち人々の想いまでもが可視化されたのだ。



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