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キリスト教に学べ!幸せになれないメンタルブス女性が犯している七つの大罪

『七つの大罪』と聞くと、漫画の『鋼の錬金術師』(荒川弘)のホムンクルスか、『七つの大罪』(鈴木央)の主要メンバーの七人を思い浮かべる人が多いと思います。

七つの大罪の元ネタは、キリスト教の中で伝えられている「”人間を罪に導く可能性があると見なされてきた欲望や感情のこと”(wikipedia)」です。

その七つとは「暴食」「色欲」「強欲」「憤怒」「怠惰」「傲慢」「嫉妬」のことなのですが、実はこれ、あなたの恋愛の「幸せ度合い」を下げる感情でもあり、恋愛がうまくいっていない人たちが共通して抱きやすい感情でもあるのです。

逆にその対になる「節制」「純潔」「救恤(きゅうじゅつ)」「慈悲」「勤勉」「謙譲」「忍耐」の精神を持つことが幸せを得るための鍵となります。

七つの大罪が恋愛局面に及ぼす不幸を解説していきながら、どうしたらその不幸から逃れられるか、対となる感情を頼りに解説していきましょう。

大罪その1:「暴食」(グラットニー)

暴飲・暴食・酒乱、そのどれもがあなたの健康を害し、肌を荒れさせ、髪をパサつかせ、腸内環境とデトックス能力を低下させるものです。

なぜ食べ過ぎ・飲み過ぎの人がモテないかというと、「自制心がないから」に他なりません。

毎日の幸せは、幸せなメンタルによって起こされ、幸せなメンタルは健康な肉体に宿ります。(科学的にも立証されていることです)

毎日の自分の健康も大事にできずに、人様のことなんて大切にできません。そういう意味で「節制」ができる人が、幸せを手に入れていくのです。

大罪その2:「色欲」(ラスト)

承認欲求を満たすために簡単に身体を許してしまったり、自分の努力は棚に上げて彼氏との身体の相性が悪いことを言い訳にセフレを作ったり、そういう行為は自分の心を汚します。

「色欲」と対になるのは「純潔」です。純潔である、ということは汚れていないということ。

その汚れは男性からつけられた汚れではなく、自分が自分の心につける汚れのことです。何も処女であれということではないんですね。

本当に向き合わなくてはいけないことから目をそらして、一時的な快楽に逃げるその行為が、あなたの心を汚していくのです。

大罪その3:「強欲」(グリード)

「強欲」を司る悪魔はマンモンと呼ばれ、「富や財」を意味します。

自分が金の亡者になることも強欲ですが、必要以上にブランド物を身につけたがる人や、ハイスペック彼氏を切望する人も、この悪魔に取り憑かれていると言えるでしょう。

強欲の人は、自己中であり自分勝手です。反対に「救恤(きゅうじゅつ)」の精神を持っている人は、人を慈しみ困っている人を助けます。

「強欲」の行動の基盤が「自分が得ること」にある一方で、「救恤」は行動の基盤が「相手に与えること」にあります。

どっちが幸せな人生を歩みそうか、一目瞭然ですよね?

大罪その4:「憤怒」(ラース)

何かにつけてイライラしたり、沸点が低く感情的になり安く、生産的な話し合いをせずにすぐに喧嘩になる。

そういう人はおしなべて自分のことが嫌いです。自分のことが許せないから他人のことを許すことができません。

だから「慈悲」の心もなくすぐに「フンヌー!」と鼻息荒く憤怒するのです。

前述の「救恤」と近い精神ですが、この「慈悲」の対象はむしろ、他人ではなく自分であると考えるべきでしょう。

怒りっぽい人がすべきことは、怒りをコントロールすることではありません。自分のことを好きになり、大事にすることです。

大罪その5:「怠惰」(スロウス)

「怠惰」と「勤勉」、この二つを分けるのは「責任感」です。

自分の意思で彼を選んだくせに、恋愛がうまくいかない原因を「流れで付き合ったから」とか「あの女さえいなければ」とか、自分以外の何かのせいにする。
それは「責任の放棄」に他なりません。

「わたしがわたしの責任のもとに彼と付き合うことを選んだ」のであれば、「すべての責任はわたしにあり」ます。

その責任をすべて自己責任にできる勤勉な人が幸せを掴み、責任を他にぶん投げる怠惰な人が不幸を掴むのです。

大罪その6:「傲慢」(プライド)

自分が誰かよりも優れた存在でありたい、という欲求を人を見下すことでしか満たせない可愛そうな人です。

女子会とかでいませんか?「こないだ会った男のダメさ発表会」を繰り広げる人。(まさかあなたはそうじゃないですよね?)

対して、「謙譲」の精神を持つ人は、決して誰かを見下したりはしません。それどころか謙虚な心をもち、手柄をひとり占めせずに、他人を立て周囲に感謝します。

それをされた周囲は気持ちがいいので、その人に何か返そうという気になります。

こうして傲慢な人は誰からも愛されなくなり孤立していく一方で、謙譲の精神を持つ人は周囲から愛されいろんな人に助けてもらえるようになります。

大罪その7:「嫉妬」(エンヴィー)

恋愛における最大の不幸を呼び寄せる「嫉妬」。

嫉妬は独占欲と支配欲を呼び起こし、恋人を束縛して自由を奪おうとします。

他人の都合も考えずに「かまってちゃん」を連発し、恋人に「めんどくさいやつ」のレッテルを貼られて捨てられます。

「忍耐」とは「何でもかんでも我慢すること」ではありません。上記の6つの大罪が自分の心に顔をのぞかせた時、その悪魔に心を奪われないように自分を律することです。

要するに、大事なのは自分を律する心

七つの大罪はどんな人にも現れる感情です。その感情がわかない人なんていません。

しかし、その感情を自制できるかどうかの違いが、人生の幸福度あい、愛され度合い、モテ度合いを決定しているのです。

この記事を読んで「もしかしてわたしメンタルブスかも!?」と思った人は、自分を卑下する必要はありません。(脅すような書き方してごめんなさい)

大事なことは、その心の中の「悪魔」の存在に気づくこと、そしてその悪魔と冷静に向き合っていくトレーニングを重ねていくことなんです。

もし恋愛がうまくいかないなって感じることがあれば、悪魔の支配から逃れる意識を培うのにこの記事を上手に使って欲しいなと思います。

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