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旅先で携帯なくしたら

昨日奈良への旅先で、乗った特急を降りたときに「あれ?」

携帯と財布等々入ったポシェットが無い。

大きめのバッグに、着替えなどはあり、ご祈祷先の神社へ奉納予定の真菰も持っていた。

駅の方にまずは相談。

「いまの特急だと名古屋まで行っちゃうから、最後に見てもらうと後1時間後かな」

携帯ないひとって、ほんと無力なのね。数駅先で待っている、友だちの電話番号は覚えてない。

すがるように、これからご祈祷予定の神社「鏡作坐天照御魂神社さんへ電話したいのですが」。調べてくださって、駅から電話しました。

✨✨そこから奇跡が起こったんです✨✨

神社の宮司さんが、駅で待っている友だちと繋がっていたので、連絡してくださったんです。

友だちが駅まで車で来てくれました。まずは、彼女の携帯番号へ、忘れ物が見つかったら届けてもらうようにお願いして、予定通り、ご祈祷へ行ったんです。

もうあたまのなか空っぽ

こんな状況のなか、不思議と焦っていなくて。
「まぁ無くなっても仕方ないさ」と、へんな覚悟もあったりして。

それよりも、宮司さまのご祈祷の祝詞がオリジナルで素晴らしくて、忘れ物したことを忘れて涙出そうでした。

さらに、一緒に強く忘れものが出てきますよう、祈ってくださいました。友だちのなっちゃんも、本気で祈ってくれました。

そうして、もう一度、忘れ物センターへ電話したら。

「特急列車は、車庫まで入ってしまっていたのですが、もう一度見ていただいたらありました!」と嬉しい報告が!

お財布も携帯もすべて無事でした。実は家の鍵も入っていたので、まともに考えれば、相当キツいことでした。

本気で心配して祈ってくださることに感謝で胸がいっぱいです。また、忘れものが見つかる日本とは、素晴らしい国だなとあらためて感じました。

とはいっても、本来宿泊予定の駅からは、2時間以上かかる駅まで取りに行くことになりまして、それでも

その日の最終電車で戻ってこられる流れで、なんとか宿泊先へもチェックインができました。

初日は俳句なんて詠む余裕ありませんでしたが、おかげさまで翌日はたくさん歌を詠めました🙏感謝

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