CFA夏フェスを振り返る 評価しない

参加して感じたこと

1番は感じたことは大好きになった事。
CFAという団体も、スタッフの方も、子どもたちも、ほかの参加者も。

ただいるだけで良い場所を作るという事に本当に感動した。
出来れば評価される、出来なければ評価は低くなる。最悪の時は何も反応がない事もある。
でも、CFA kidsでは、一人ひとりが大切にされ、みんながみんなに事も大切にしているという事を体感的に感じて本当に私の好きな場所になった。

スタッフの方は、私達にも子どもたちにも子ども扱いせず1人の人として、尊重し接してくれる。
あれこれ、指示せず、今日はどうしたい?って聞いてくれる。それに対して、出来る方法も一緒に考えてくれる。
たった4日間しかいないのに、とても居心地の良い場所だったし、何よりそれを作り出して下さっているスタッフさんを尊敬する。

悲しい事は、CFAにというよりかは今の現場の方だ。
子どもが子どもで居られる場所。本当に安心していられる場所ってあまり無いのかなと思った。CFA kidsに来て、1番驚いた事は子どもがとっても甘えてくる事。

そうやって出せる場所はどれほどあるのだろうか?
誰かに評価されず、ありのままの自分をしっかり受け入れてくれる場所はどれほどあるのだろうか?

多くないと思うと、少し悲しくなる。

学校でも評価され、習い事でも評価される。親御さんとお話するなかで、区立の学童は学校みたいであまり良くないということを何人も言っていた。区立の学童でももしかしたら居場所にはなっていないのかもしれない。
いじめの件数増加、校内暴力増加などから、どこにも居場所がないと感じている子どもは一定数いるのではないかと私は思う。
子どもが生きづらさを感じている社会に悲しさを感じる。

参加して学んだ事

1番学んだ事とは、空間を作るためにはどうありたいのかがとても大事だという事。

何度も何度もこの振り返りで書いているけど、本当にCFA kidsではみんなの居心地がよさそうにしていた。子どもの中からもずっといたい場所という声があった。

一人ひとりが尊重され、しっかり向き合ってくれる文化がある。

その空間を作っているのはスタッフのあり方が大きく影響していると思う。

最終日、スタッフの方に何を意識してますか?と聞くと、

ここの一員だと思っています。子どもを子ども扱いせずにしています。

と言っていた。

上からがみがみ言うこともなく、必要だと言った時に介入し、答えを教えるのではなく一緒に考えていく姿勢があった。

どういう存在でありたいのかはが団体にもしっかりとあり、それを現場のスタッフも貫いているからこそ、あの空間が生まれているのだと思う。

怒らないようにしようとか、話し合わせようとかそういった方法の話ではなく、どうありたいのかを考える事で子どもにとってもその人への信頼が生まれると思う。

学びというよりかは反省になっちゃうけど、、、
今回、来て本当に子どもの力を体感出来て良かった。

いつも学習支援する時はこちらでねらいや目標を立てそこに迎えるように指導する。
何をしたらいいのかと考えるあまり、子どもを未熟とみなし、こちらが引っ張り上げようという意識に無意識になっていたのではないかと思った。

CFA kidsでは、スタッフの方が一方的にいう事はない。もし言うときでも提案という形だった。
言わなくても、導かなくても、しっかり子ども同士で話し合い学び合っていることをみて、全然出来るというか、自分たちでもできるのだと本当に理解した。

今後、一人の人として尊重し、押し付けるのではなく私はこう思うけど、どうかな?と言ったように提案したり、一緒に話し合って決めていったりしようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?