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エリザベス女王杯(2023年)有力馬見解・予想オッズ

割引あり

■ブレイディヴェーグ(想定1人気)
初戦は2着と取りこぼしたもののスローペースから上がり32.3秒という限界に近い脚を使っており完全に展開負け。

その後の2戦は危なげのない勝利。時計・レース内容共に特筆級。特に1勝クラスでの勝利は既に世代限定重賞で勝てるだけのパフォーマンスを示すものであった。

そして、一気のメンバー強化となった前走のローズステークスはスタートで出負けするも上がり32.9秒の脚で追い込んで2着。勝ち馬のマスクトディーヴァの上がり33.2秒を上回るもので、展開に恵まれた部分があったとはいえ地力の高さを証明する一戦となった。

ここまで4戦4連対で平均上がり3Fが33.0秒と極上の決め手。発馬に課題があり、前半をリズム重視で運んだ方が良いタイプだけに、前走から400mの距離延長はプラス。後ろから運ぶとなれば、常に一定のリスクがつきまとうが、キャリアが浅くまだまだ成長も見込める。上位争いは必至の1頭。

■ジェラルディーナ(想定2人気)
昨秋はオールカマー1着→エリザベス女王杯1着→有馬記念3着とブレイク。今年は4戦して6着-6着-4着-6着と一度も馬券圏内に入っていないものの牡馬相手のG1・G2で大きく崩れてはおらず、実績的にはメンバー最上位。

昨秋は展開やバイアスに恵まれた面が多く、逆に今年は恵まれない面が多かったゆえに、能力的には昨秋と今年の間ぐらいのイメージを持っておいて良い。

ブレイディヴェーグの連対時平均上がりが33.0秒に対して、ジェラルディーナは34.6秒と持続力タイプの馬。道中の位置取りと仕掛けのタイミングが大切な馬で、武豊騎手が宝塚記念で通過順14-14-6-3と早めに仕掛けたのは持続力を活かすためだろう。

展開に左右されやすいタイプではあるが、久々の牝馬限定戦でメンバーレベルが落ちるため競馬はしやすくなるはず。後は、騎手が本馬の最大の武器である持続力をどれだけ活かせるかが鍵を握る。

■ハーパー(想定3人気)
牝馬3冠レースでは桜花賞4着-オークス2着-秋華賞3着と常に上位争いを演じてきた1頭。連対時の平均上がり3Fが34.8秒と瞬発力に欠けるタイプだけに勝ち切れないが安定して力を発揮できるタイプ。

全兄のダノンセレスタは2200mで2勝、血統・レース内容的にも秋華賞から距離が延びるのはプラスに働く可能性が高いが、クラシックの3戦はルメール騎手がほぼ完璧に乗っていた印象で大きな上積みはないだろう。

古馬との斤量差を活かして早め早めの競馬を心掛けてどこまで粘れるか。ジェラルディーナと同じく、持続力を活かせる展開になるかどうか、持続力を活かせる騎乗が出来るかどうか、展開と騎手が鍵を握る。

エリザベス女王杯の最終結論は、KawadaSalonで公開します。
※現在サロンは満員のことが多いです

現時点での◎候補は...

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