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ずっと変わらず同じことを言っているわたし

8月頭、インスタにフォローのお知らせが入った。
安藤子由利さんというそのお名前を見てあれ?と思った。
「アンドウコユリ」ちゃんて、絶対知ってる…!
専門学生とか若い頃に手紙のやりとりをしたことがあるような気がする…!

すると彼女からDMが届いていた。

「安藤子由利です。
覚えていらっしゃるか分かりませんが、中3の時、進路に悩んでユカさんに手紙を書いたことがあります。」

わたしが書いた返事の手紙の写真も添付されていて

「その時の手紙です。今も大事に持っています。
手紙が来た時本当に嬉しくて、進路を考える参考になりました。その節はありがとうございました。」

うわあ!やっぱり!!と嬉しくなった。
将来絵の方に進みたい、と言っていた中3の子由利ちゃんはその後イラストの専門学校へ行き、40歳になった今は茨城で陶芸をしているという。
そして

「今、帰省中で東京にいるのですが、もしお時間が合えば会えませんか?」

と書かれていた。
あまりに面白いので、「ぜひお会いましましょう!」とお返事した。
そして速攻彼女のインスタを見た。すごく面白かわいい作品だらけで、進路に悩んでいた中3の子由利ちゃんは、25年経ってこうして自分の世界を確立したんだなあとそれもまた嬉しかった。


数日後、子由利ちゃんがうちに遊びに来てくれた。
手紙も持ってきてくれた。今でも初心・原点に戻るアイテムとして持っていてくれているのだとのこと!

25年前の自分が書いた手紙を読ませてもらったのだけれど、もう本当に小っ恥ずかしくなるくらい今と変わっていない!今と同じことを20歳のわたしが熱弁している!
まだカラーコピーで作ったポストカードを雑貨屋さんに置いてもらったりフリーマーケットで売ったりしかしていない、何者でもないイラストレーターのたまごなわたしが、すごーく熱弁していて可笑しい笑笑

相変わらずの暑苦しさ200%で自分としては笑えてしまうのだけれど、当時はインターネットもなくどうしたら絵本作家になれるかなんて調べ方すらわからなかったからこの手紙は本当に役に立ったのだと、子由利ちゃんは言ってくれた。
20歳のわたしが書いた手紙が、1人の女の子の力になれた。こんな素敵なことってあるかしらと思う。

しかし思い返せば、中学の頃から後輩の悩みを相談されることがよくあって、わたしも相談に乗ってアドバイスをするのが好きだった。
それは大人になっても続いて、ついにはカードを相棒にリーディングを職業にしてしまったほどだ。
もうこれは、そういう運命だったのだとしか思えない。
人の才能を見つけたり、こんがらがった悩みを解いたり、夢に向かいたい人の背中を押すのが大大大好きなのだ!だから天職なのだと思う。


今回子由利ちゃんがメッセージをくれたのは、お友達からおすすめされたタロットのYouTube動画が先日わたしが一緒に本を作ったあんずまろんちゃんのチャンネルで、しかもちょうどその本の紹介をしている回で「あれ!?これはユカさんの絵だ!」と気づいたという、奇跡のような話だった。

「サインください」とその奇跡の本(!)を買ってきてくれた子由利ちゃん。

子由利ちゃんのこのクレイジーなUFOのTシャツが最高にかっこよすぎて、「わたしも真似していい?」とその日からUFO Tシャツを探している🛸✨

子由利ちゃんとの会話は、色々とシンクロもあり、夜通し話せるほどものすごく楽しい時間だった。
25年ぶりの素敵な再会だった。

そして、わたしってずっと変わらず同じことを言っているんだなあと気づけたこともすごく良かった。
これからもカードリーディングやチアやイラストで、同じことを言い続けて、少しでも夢に向かう人の力になれたらいいなあと思う。

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🛸安藤子由利ちゃんインスタ
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