もうあなたは褒められることはない
はい!こんちわKATZです!
今日のテーマは「もうあなたは褒められることはない」
これについて解説をしていきます。
目次
結論 審判はそういうものだ
SNSと承認欲求と審判員
勝てば官軍ってわけじゃない
自意識過剰より自己抑制管理
まとめ
結論 審判はそういうものだ
いつもご視聴ありがとうございます。U12のバスケットボールコーチ、審判員として活動を始めて9年を迎えました、来年が10周年ということになります。KATZ HOOPではどちらかというと審判の話が多いのですが毎週体育館で感じることや学んだことをアウトプットする場としてブログとYouTubeを活用して来ました。最近ではなく、実はこれまでも感じていたことの一つに
審判というのは褒められることはほぼない
ということが事実であるというお話です。で、この際、良いとか悪いとかはやめましょう。今日はそうではなくて審判とコーチの立場から承認欲求の話までしていきたいと思います。
SNSと承認欲求と審判員
とあることに気づいたのです、A級やS級審判員というのはほとんどSNSの発信をしません。やっちゃダメなのでしょうか?そういうことではありません。
例えばタイトルの大きい大会や有名チームの試合ってあるじゃないですか
あういうのを承認欲求のままに公言するってことは、審判員としても承認欲求が強い証拠なのかもしれないと考えるようになりました。これまで僕自身もSNSで発信を続けて来ましたが、例えばどこの誰の試合を吹いたとかを誰かに伝えたい、知ってほしいと考えていた時期がありました。
最近はそういうことにあまり執着をしなくなったかもしれません。それよりも自己反省や思慮深くなる必要性があるってことに気づくことも多くなったからです。また、過去には毎回指導してくれる先輩が近くにいた環境にあったのですが、今は自分自身で律していかないといけない環境にあります。もちろんアドバイスをもらえないわけではないけど、誰かが認めてくれるのを待つよりも、自分自身で律して自己研鑽を積み重ねていきたい、そんなふうに考えたわけです。
勝てば官軍ってわけじゃない
勝負の世界では勝ち負けハッキリしますけど、審判たるものは勝てば官軍とか負けたからダメとかないじゃないですか。クルーで「あいつより俺の方が上手い」って考える奴はいるかもしれないけど、選手からしたら全くお角違いじゃないですか。選手からしたら全然どうでもいい話です。
ところがどっこい
結構この思考に陥る方って多いと思います。俺の方が正しい、俺の方が吹ける、みたいなね。
おそらくこの時点で審判の役割というのを履き違えているということに気が付く必要があるのですよ。
自意識過剰よりは自己抑制管理
当たり前のことですが、審判をやっていて、試合がうまく収まれば褒められることはないけど、お疲れ様ですと言われることはあります。またありがとうございましたと表面上では言われることはありますけど、勝ち負けを選手もコーチも感じているわけですから、心中穏やかでないことの方が多いです。偉そうに「いや~どうもどうも」というのも違うと思うし、お互いに讃え合い、選手も審判もお疲れ様でしたというのがスポーツマンシップではなかろうかと思います。
すなわち審判をする上では自意識過剰になりすぎるととにかくうまくいかないものなのです。なので自意識過剰や承認欲求に早期に気づいて、抑制するなりコントロールすることは実際の判定にも心理的に影響しますよというのがKATZの考えです。
まとめ
審判をやって1試合を通して吹けるようになると、みんながとおる道というほどにこの承認欲求と自意識過剰な時期を感じることがあると思います。個人の性格は影響することと思いますけど、この辺りのコントロールが実際の判定にも影響するというのがKATZの考えです。
心を整えて、自分と試合を管理する、これが審判の役割なのかもしれません。
今日もお読みくださってありがとうございました。
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