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「甘やかす」と「感情を与える」の違い

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「甘やかす」とか「感情を与える」の違い

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

子どもとの関係の再構築。仰る通りですね。子どもとは対個人として接するようにしています。なのでたまに元妻から「甘やかしすぎないでくれ!」なんて言われて少しイラッとすることも多々あります、そういうのが溜まって長期的に父親に対するネガティブな洗脳が子に影響しそうで少し不安に思うこともあります

これについて解説をしていきます。


目次

結論 アタマ悪いんすよ

「甘やかす」と「感情を与える」の違い

「観察」と「見守る」も異なる

別居親ができる愛情の表現

まとめ




結論 アタマが悪いんすよ



今日の結論からお話します、いや、多分ね、このケース結構多いじゃないですか、そして、アタマ悪いんすよ 大抵がそんな感じだと思いますね。直接そういう方々と議論しても協議にならないことが多いので距離を保つようにしましょう。そもそも論なのですが、甘やかすと感情を与えるの違いがわからないのです。残念です・・・その違いは幼少期に受けることで理解が進むので、大人になってからは困難を伴うことが少なくありません。我々ができることは何か、それに対して戦うのではなく「ああ、そういう人なんだ」くらいに考えて、自分たちはできることに注力していきましょう。今日は言葉の整理整頓をしていきたいと思います。

「甘やかす」と「愛情を与える」の違い



それでは「甘やかす」と「愛情を与える」の違いについて詳しく説明します。
### 甘やかす- **意図**:子供のすぐの要求や欲求を満たすことが主な目的。子供が不快を感じることを避けるために、必要以上に譲歩してしまう行動。- **結果**:長期的に見ると、子供が自己制御を学ぶ機会を失い、忍耐力や問題解決能力の発達が阻害される可能性があります。また、自己中心的な性格や他人への配慮の欠如を育てることにも繋がりかねません。
### 愛情を与える- **意図**:子供の感情的、身体的、精神的な安全と健康を確保するために、適切な支援とケアを提供すること。- **結果**:安定した愛情の表現は、子供の自己価値感と安全感を高めます。これにより、自信を持って自己表現をし、健康的な人間関係を築く基盤が形成されることになります。
### 比較- **バランス**:甘やかす行動はしばしば短期的な平和や子供の幸福感を優先させますが、愛情を与える行動は子供の長期的な幸福と発達に焦点を当てます。- **結果の違い**:甘やかすことは、即座に子供を満足させるかもしれませんが、時間が経つにつれて子供が自立するのを妨げることがあります。一方、愛情を与えることは、子供が自己管理能力を身につけ、感情的な成熟を達成するのを助けます。
親としては、日々の選択の中でこれらの違いを意識し、子供が健全な大人へと成長できるようサポートすることが重要です。

このことが理解できていない、あるいは愛情を受けたことがないのでわからない親が多いと言うことです。

「観察」と「見守る」



U12バスケットボールのコーチをしている経験から、日々学ぶことは多いです。ここでは観察と見守るの違いについても整理整頓していきましょう。

  • 観察:選手(あるいは子供)の状況を見極めること

  • 見守る:タイミングを待つこと

観察は例え話で言うとお花の水やりと一緒です。ただ水をやるだけでは芽は出ませんし、水を欲しがっているのかどうかを察して対応しなければなりません。日のあたりが少ないのであれば配慮するし、お腹いっぱいなのに水と栄養をあげても効果がないような気がしませんか?

見守るというのも類義語ではありますが、これは「タイミングを待つこと」と解釈することができます、間を待つとでもしましょう。例えば子供が何もしていないのにいきなり怒られたら「は?」ってなりますよね。何かの事象が起きて、それは明確に何か問題が起きて、指導をしなければいけない場面もあるとお思うのです。そのタイミングを逃さずにしっかりとアドバイスしたりするっていうことです。

甘やかすなって簡単にいう親がいますが、観察する能力や見守る心の余裕がないのかもしれません。

参考文献はこちらです。ぜひ読んでみてください。


子どもの「自立」を育てるスポーツコーチング ボトムアップ理論5ステップ [ 畑 喜美夫 ]


別居親ができる愛情の表現



では我々が子供の面会時や一定の条件の中でできることは何かありますでしょうか?一緒に整理整頓しましょう。

離婚後の別居親である父親が子供との限られた時間で愛情を表現しようとする際、元妻から「甘やかすな」という指摘を受けることは、確かに困難な状況です。父親が子供との面会時に実践できる、建設的なアプローチをいくつか整理してみました。
### 1. 境界の設定- **ルールと一貫性**:子供との面会時にも一貫したルールを設けることが重要です。例えば、遊び時間、宿題の時間、食事の時間を明確にして、そのルールを守るよう子供に教える。できればメリットなんかを子供にわかるように説明すると良いです。- **規律の維持**:子供に求める行動標準を明確にし、それを守らせることで、愛情を持って境界を設定することができます。
### 2. 責任感の育成- **小さな責任**:面会時に子供ができる小さな責任を与えることで、自立心を育てます。例えば、自分でおもちゃを片付ける、食後の片づけを手伝うなどが考えられます。- **選択を提供**:選択肢を与えることで、子供が自分の行動について考え、決定を下す力を育てることができます。これにはさじ加減が難しいですが、考えることはとても重要です。
### 3. 愛情の表現- **時間を共有**:一緒に遊ぶ、話を聞く、一緒に料理をするなど、質の高い時間を共有することで、物質的なものではなく、感情的な絆を深めることができます。子供の趣味や学業に興味を持ち、その努力を認めて褒めることで、子供の自尊心を支えます。
### 4. 教育的な活動- **学ぶ機会**:面会時に教育的な活動を取り入れることで、遊びと学びのバランスを取ります。博物館の訪問、読書、科学実験などが良い例です。- **話し合い**:子供の意見を尊重し、話し合いを通じて理解を深めることで、子供が自分の感情や考えを表現する力を育てます。
### 5. 感情の認識と表現- **感情の共有**:自分の感情を適切に表現することで、子供にも同様のスキルを教えることができます。子供が自分の感情を開けっぱなしにできる安全な環境を作ることで、信頼関係を築きます。
これらのポイントを心がけることで、父親は限られた面会時間を最大限に活用し、子供に対して健全な愛情を表現するとともに、元妻の懸念にも配慮した接し方ができるでしょう。

まとめ



いかがでしたでしょうか?いや、本当にね「甘やかすな」っていう人いますよね、昭和か!wって突っ込みたくなりますけど、もう、それ残念だけど相手にしないほうがいいです。それよりも私たちは学ぶ、子供たちと離れていますけど、大切な事を伝え続けていく、お花に水を与え続け、日に当てる、離れていてもよく見守ることが、今できることではないでしょうか?

今日もお読みくださってありがとうございました。お昼はラーメンにしたいと思います。

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