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夏休み自由研究「最強のフラッシュバッカ―を作ろう」~晩餐ラビアン型フラッシュバッカ―~

ご挨拶

皆さんこんにちは。北海道大学ビルディバイド部です。
本来はDB名古屋後に投稿する予定だったのですが、9月7日開催の札幌ショップグランプリにてすでにこの形のデッキが使用されたため、投稿しちゃいます。

フラッシュバッカ―について

さて、ディバイドバトル北海道エリア、複数のショップグランプリにて続けて大暴れしているテリトリーがありますね。そう、フラッシュバッカ―です。いや~、強いですね。普段はtier1を使うというよりはオリジナリティを持った構築でメタりに行く私やその周辺の人間も折れてフラッシュバッカ―を使うことを選択してしまうほどの強さを秘めています。逆ばってメタりに行くとか言ってる暇がねえ!ということで、DB北海道エリアが終わってから即、フラッシュバッカ―の研究を進めていきました。(もちろん他デッキも作りましたが、まあ、うん、、、という程度のものしかしばらくはできませんでした)

フラッシュバッカ―の弱点

実は私、DB北海道ではフラッシュバッカ―を使っていたのですが(当時はこんなに流行っているものとは思ってなかったから全然逆張りのつもりだった)、大会でのミラーマッチやその後の普段の公認大会でフラッシュバッカ―を使用する中で、フラッシュバッカ―が抱える弱点(というほどではないが)を感じ始めました。
それは、解放ターンまでの動きがほぼ無い/強くないという点です。
いわゆるフラッシュバッカ―のテンプレ的構築では、1、2ターン目(3、4エナのターン)の動きって「虚を突く一手」や「呪術師の謀略」を構えたり、2コストの「アフターダーク 後藤ひとり」、3コストの「あのバンド 山田リョウ」で相手ライフを小突く程度ではないでしょうか。
そこで、この点を踏まえてどのように構築を改善していくか、ということを考え始めました。テリトリー開放ターン以降の動きはエースを出す→テリトリー効果で結束効果持ちユニットを踏み倒しで出す&低コストのクイックコマンドを構える、というのがカードのデザイン的に正解かつ最強なので、赤6コストのエースカードと「赫灼竜ヴォルガネード」を採用する構築くらい別の強みを生み出せない限りは構築の大枠は変えなくて良いと判断し、細かいポイントの改造をまずは考えることにしました。

たどり着いた答え(?)

そんなことを悩んでいる中、同郷、北海道にてビルディバイドをやっているLEPUS/幸村選手から鶴の一声がかかります。

「これラビアン入れたら強くね?」

た、たしかに~~~。  最初にラビアンを出すことでエナジー増やすかブロッカーの存在を許すかの二択を迫れるの超強いじゃん??
最強の初動が見つかったね、ということでそのまますぐにラビアン採用を試しましたがまあ~~強いこと強いこと。正直バスターの小型結束ユニットって、テリトリー効果でエナジーから出すことはほぼ無いし、5コストのエース+小型結束ユニットを手から出す、みたいな動きならラビアンでも出来ますから、変えても全く問題なくデッキは回せます。しかもラビアンってパワー6000(解放中)あるんですよ。ミラーで5コストの結束エース達(パワー4500~5500)を上から殴れるのが偉すぎる。
そして、更にここで天啓を得ました

「ラビアン入れるんなら、野蛮な晩餐も入れていいんじゃないか、、?」

私の個人的なデッキ構築、デッキ選択における重要な要素として考えているのが再現性です。そのデッキにおける強い動きを、運の上振れ、下振れに振り回されずにどれぐらい高い頻度でできるのか、ということですね(説明が変かもしれない)。つまり、ラビアンを引けるかどうかによって後のゲーム展開や、優勢、劣勢がかなり変わってくる、というのがややイマイチに感じていたわけです。そこで、野蛮な晩餐&ラビアンという同じ役割を持つカードが合計8枚体制ならさすがに毎ゲームどっちかは引けるだろ(というかほぼ確で引ける)、という再現性の獲得にも成功しました。ちなみに元々フラッシュバッカ―って赤のカードが多いので1ターン目から大抵は晩餐打てます。
このようにして、フラッシュバッカ―の初動が弱い、という問題に対する答えとして「そもそも初動のターンをエナジーブースト札でスキップしちゃおう」という結論を得られました。そして完成したリストが以下になります。

4コストエース、あのバンド山田は色のバランスを鑑みて採用しています
店長PAとアフターダーク後藤は色が事故らなければなんとか採用していいかも

使い方

基本的には通常のフラッシュバッカ―とほぼ変わりませんので、初動についてのみ書きます。
まず先攻を取って晩餐を打てたら勝ちます。省略いたします。

マリガン基準

晩餐orラビアンです。大丈夫だって、どうせエースなんていっぱい引けるから。50枚デッキで開放札8枚、というデッキで開放札を基準にマリガンするのと同じ確率ですね。ビルディバイドをやっている皆さんであればこれがどのくらい高い確率で引けるのかわかると思います。
細かいポイントになりますが、もし晩餐とラビアンの両方が引けたら、晩餐を優先して使いましょう。2ターン目にテリトリーが開くフラッシュバッカ―ってマジで卍です。ミラーにおいても、後手を取ってしまった場合でも晩餐によりエナジーをブーストした分テリトリーを先に開放できるのが非常に強いです。フラッシュバッカ―ミラーって結構先攻ゲーなので、後攻を取っていたとしても先後を実質的に逆転できるのがこのデッキの最強ポイントです。

ラビアンの動かし方

ミラーであれば1ターン目は殴り、2ターン目は先攻なら殴り、後攻ならブロッカーとして立てて(次ターンはブロッカーとしては使わないけど)ターンを返しましょう。相手が先にテリトリーを解放した場合、相手のアタックはライフで受けて、ラビアンを生き残らせるほうが強いです。テリトリーを解放すればラビアンのパワーが6000になるので、次ターンに相手のエースユニット(パワー4500~5500)を上から殴れるようになります。
とにかく先に先に、2ターン目にテリトリー開放するほうがミラーは有利です。テリトリー開放後は使う優先度は低いのでエナジーに埋めたり、「カラカラ 山田リョウ」のスカウト効果で見えた場合は基本下に送ってしまって問題ありません。

最後に

いかがでしたでしょうか。個人的にはかなり会心の出来のデッキなのでぜひ実際に使ってみたり、皆様の手で改良していってくれると幸いです。



でも個人的にはフラッシュバッカ―ってもういいかなと思っててDB名古屋で緊急制限されないかなぁって思ってるんですけど、どうですかね。(8月21日執筆中)個人的な好みかもしれませんが、今の環境の、いかに早くライフをタコ殴りにするかを競い合う、という魂のライフレースはかなり大味なゲームすぎてなんだかなあって感じです。ブライトのカード(=本家と開発が別のカード)でここまで環境が一変するのは、思うところがないと言うと嘘になりますね。本家15弾の新エース、テリトリーに期待しています。今後の環境の動向が楽しみですね。個人的にはレダの新テリトリーがやばそうだなと思っています。結局タコ殴り環境ですね。
それでは良きビルディバイドライフを~。

デッキリスト画像:桂川研究室様の画像生成機能にて生成致しました

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