始まり〜リーマン卒業〜

KATYBLSM - また月曜（Prod.Urbanerd tib）
朝起きて嫌いなスーツを着る
電車はPEACEじゃないし
睨みを利かしたハゲ・老害、俺に体当たり
すかさず俺の蹴りが出る
NEVER SURRENDER
マジで舐めんな
明日からまた月曜
毎日おんなじ繰り返し
皆んなが皆んなネガティブだし
休みは服Digしに吉祥寺
でも嫌気がさしてる日曜日　(省略)

俺が初めて作った曲のリリックの一部

オッサンに限らんけど、電車で体当たりしてくる奴っておるやん？

リリックの通り、そういう奴はクルブシ目掛けて蹴り入れてた

痛っいところ。

悪意のない接触は別やで？

完全にわざとというか

避けれるのにいちいち当たってくる奴

そういう奴は蹴るって決めてた

やられっ放しでイライラするより

蹴ってスカっとしたい。

電車のホームでおっさんと口喧嘩なったことも何度かあった

口喧嘩なっても俺は喧嘩売られた側やから

ただ正論を並べたらいい

運よく相手の髪が少なめのお方やったら最終それをディスりまくって

周りの目使ってメンタルから効かせた。

って何の話やねんって感じやけど

別にイキリたいわけじゃない

今思ったらそんな事する時間もめっちゃ無駄やってんな

そういう時間自体がストレスやし何の生産性も無い

それに俺が蹴ってる姿を見る第三者は何を思う？

おそらくええ気はせんやろ

そう。負の感情の連鎖

リーマン時代もそう

同じ集団やのに全員敵やった

「〇〇さんいつも残業してるけど仕事遅いだけだよね。」

「〇〇さん本当に馬鹿。営業の事を何も知らないくせにシャシャッてくるなよ。」

「〇〇さん距離の取り方マジできもいんだよね。ほんと関わりたく無い。」

これに関しては俺が第三者

そうおもたら第三者ってめっちゃストレス溜まるな

ため息なんか田舎の鳥の鳴き声くらい聞こえてくる

６人くらいで行われる飲み会とか地獄

もうそりゃ負の感情の洗濯機

会社で稼いだ金を

会社のメンバーで使い

会社の悪口を言う。

グルグルグルグル

ゆっくりゆっくり

心が汚れていく。

その馬鹿げた輪の中に自分がおる事も悔しかった

挙げていったらキリが無いほどそんな話ある

ほんまにおもんなかった。

いくら金晩ハウスのパーティ行って

土曜HIPHOPのパーティ行って

金めっちゃ使って女の子と遊びまくろうが

また月曜はすぐに来る

今日は仕事マジで行きたく無い。

朝起きてそう思うときはズル休みした

２日連続ズル休みしてうまいこと４連休にする時もあった

でもまた月曜はすぐに来る

特にやりたい仕事してるわけちゃうから尚更おもんなかった

ずっと同じ繰り返し

月から金は我慢して土日で発散

次の週も

来月も

1年後も

10年後も

40年後の定年まで。

これめっちゃ覚えてるねんけど

リーマンし続けた60歳の未来の自分と、心の中で会話して

何を言われるかっていう実験を真剣にしてん俺。

もうガチで真剣に。

心を無にして。

リーマンし続けた60歳の俺だけを想像して。

そしたら話は早かった

「辞めてどっか飛び出せ」

「好きな事で飯食えんくても、好きな事するのに意味がある」

って。

ほんまに会話して言われたわけじゃ無いけど

多分自分の中で整理できたんやと思う

間違いないって思った

この先どうなんねやろって感じやったけど、

取り敢えず辞めるのが早ければ早い方がいいって思った

そっからは気楽モード

退職届提出

デスク周りの掃除

リーマン卒業まで一直線

そうやって俺のリーマン生活は1年で無事終わった。

ありがとう60歳までリーマンし続けた架空の俺。