23-24プレシーズン開幕
昨シーズン滑り込みでのCL出場を果たしたユナイテッドは、この夏大型補強を敢行している。
この時点でU-21イングランド代表MFアレックス・スコット(19)、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(20)、ポルトガル代表GKディオゴ・コスタ(23)、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)の4人が新加入しているが、彼らの移籍金は分割払い分やアドオンをすべて含めると約2.5億ポンドにも上る。さすがに使いすぎたか…?
なお、ローン期間を1年間延長したマルセル・ザビッツァーには1800万ポンドの買取オプションがついている。
昨シーズン新体制下での出場がゼロに終わったドニー・ファン・デ・ベークをトレード要員としたほか、キャプテンのハリー・マグワイアをはじめスコット・マクトミネイ、ディーン・ヘンダーソン、エリック・バイリーの売却で8000万ポンド近い収入を得ており、今後の売却の進み具合次第では1億ポンドには届きそうな雰囲気がある。
まぁ、新監督・新オーナーのもと臨む最初の移籍市場ということでこれくらいは許してほしい……
センターフォワードの補強は当初トッテナムのハリー・ケインの交渉に全力を注いでいた。しかしクラブ間交渉では1億ポンド以上の要求とめちゃくちゃふっかけられた上、選手本人との交渉では返事を待たされた挙げ句「お前のチームよりうちの方が強い」などと言われて断られてしまった。昨シーズンうちは4位でおたくは10位だが?????現実でもだいたいそんな感じの順位だが?????
今シーズンのプレシーズンマッチの予定は以下の通り。
浦和レッズと新たにパートナーシップ契約を結んだため、日本ツアーを実施。また7月末にはレアル、PSG、ミランの3クラブを招待してのオールスター・カップを主催する(大会名のセンスは…)。
基本戦術
フェリックスを0トップ気味に配置し、昨シーズンもチームの得点源だった左ウイングのラッシュフォードを最大限活かそうというフォーメーション。ややゲーム的なフォーメーションになっている感もあるか・・・?なんもかんもケイン取れなかったのが悪い。
右WGと右IHはそれぞれアントニー、エリクセンとポジションを争う感じになりそう。
親善試合
×マンチェスター・U 1-1 (PK:4-5) アトレティコ・マドリード
日本ツアー
◯ガンバ大阪 0-3 マンチェスター・U
◯浦和レッズ 0-2 マンチェスター・U
×マンチェスター・U 1-3 アヤックス
移籍したマグワイアの穴を埋めるため、降格したエバートンからU-21イングランド代表CBジャラッド・ブランスウェイト(21)を獲得。昨シーズンはPSVにレンタルされており、プレミアでの経験はないが・・・
オールスター・カップ
◯マンチェスター・U 4-0 PSG
◯マンチェスター・U 1-0 R・マドリード
親善試合
◯シェフィールド・U 2-3 マンチェスター・U
プレシーズン総評
プレシーズンではPSGやレアルといった強豪チームを撃破し、非常に好調だった。新戦力・新フォーメーションも今のところ問題なく機能している印象で、この勢いのままシーズンに突入したいところ。
次回から新シーズン開始。新戦力紹介は移籍市場が閉まったタイミングで行う予定。
ただし次回更新は結構先になる可能性大。