見出し画像

Walking Nic Fit

お久しぶりのかっつぱです。今回はのんびり,歩いてレガシーを探索しようと思います。そのキーカードは”怪物の代言者,ビビアン” と,歩行でお馴染みのこいつ。 ”歩行バリスタ” を使用したビートコンボデッキですです。

画像1

*僕は,ニックフィットで探検するレガシー(https://note.com/kattupa/n/need42dff6e7e) をデッキの基軸とし,”2ターン目のニックフィットコンボ” を戦略としています。今回のデッキも早期に土地を伸ばし,大型生物やバリスタコンボを目指す古き良きニックフィットを基礎に考えています。

画像11

*HARERUYAさんのイベントに参加しました。(https://deck.hareruyamtg.com/deck/402868

〇目次

 1. 怪物の代言者,ビビアン

 2. 歩行バリスタ

 3. Tasigur, the Golden Banana

1. 怪物の代言者,ビビアン

画像2

今回のデッキを考えるキッカケになったカードです。ニックフィットの配信で「このカードは入れ得」とのアドバイスをいただき研究しました。疑似的に手札を増やすカードにもなり,コストもこのデッキでは重くないニックフィットにナイスフィットなカードです。今回のデッキの主役が彼女であるため,”緑の太陽の頂点” ではなく ”ニッサの誓い” を採用しています。いかにして盤面に残し,小マイナス能力を駆使して盤面構成を考えることがこのデッキを回す楽しさとなります。このカードを守るため,2コスト帯に”呪文滑り” を投入したりもしています。土地についても,トップをめくれるキャノピーランド,伝説生物を展開し再度ビビアンを拾うことができる ”見捨てられたぬかるみ,竹沼”と検討の余地はまだまだあります。

画像8

2. 歩行バリスタ

”怪物の代言者,ビビアン” を使用するにあたり,アブザンカラーでゲームを早く終わらせるかを考えた結果,無限コンボが第一案でした。無限頑強ではDoomsDayなどの相手では悪いため,目指すは即死コンボです。僕のアイディアはX=4で ”歩行バリスタ” を唱え,3コスト”太陽冠のヘリオッド” につなげる無限バリスタです。マナカーブもビビアン(5)→バリスタ(4)+ヘリオッド(2)と綺麗につながります。

画像3

"歩行バリスタ" の良い点はコンボだけではなく,デルバーやデスタクといった小型生物の殲滅力にも長け,終盤でも "呪詛呑み" 系の継続力もあります。ドローソースとしても使える ”アブザンの魔除け” との相性も良く,”むかしむかし” を基盤とした僕のアブザンニックフィットにピッタリです(ニックフィットコントロール(https://note.com/kattupa/n/n37fc93510a8a))。

画像13

3. Tasigur, the Golden Banana

デッキ紹介のイントロダクションも終わり,この記事で一番伝えたい部分です。”怪物の代言者,ビビアン” を有効に使うために大型の探査生物に注目しました。探査生物といえば以下が有名で,好みの相棒はいるでしょうか?

 [1]黄金牙,タシグル

 [2]グルマグのアンコウ(わめき騒ぐマンドリル,墓忍び)

 [3]その他

今回デッキは僕のエースである ”武勇の場の執政官” を”怪物の代言者,ビビアン” を使用し早期着地させたいです。着目点は1つだけ。執政官は6コストということです。自分の好きな生物に置き換えて考えてみてください。

画像4

[1]黄金牙,タシグル(伝説生物,6コスト4/5)

画像5

このカードが好きな人も多いのではないでしょうか。”武勇の場の執政官” を使用しないなら,僕もこのカードを主役にしていました。”怪物の代言者,ビビアン” の小マイナス能力はコスト未満なので惜しくもリストラです。このカードを活躍させるのは君だ。

僕の考えている案を少し。タシグルはその効果,サイズから長期戦で魅力的なカードです。人間であり ”魂の洞窟” が使用でき,”虹色の終焉” などにも耐性があります。しかしレガシー環境では ”カラカス” が存在し苦悩している人もいるはず。そこで,タシグルを出したついでに ”酸のスライム” を出してみたらどうでしょうか。"カラカス" は倒壊し,生物2体が盤面に残ります。懐かしきニックフィットのカード。

画像6

[2]グルマグのアンコウ(7コスト5/5)

今回のデッキで採用しているカードです。

画像7

アンコウは7コストのため,探査能力から ”武勇の場の執政官” につながります。タシグルとの違いは伝説生物ではないですが ”見捨てられたぬかるみ,竹沼” などを使わない場合にコンボがあります。

画像9

例えば,この ”棘茨の君主” はビビアンを使用することで簡単にアンコウ複製することができます。ビビアンの効果では①サーチ生物のキャスト②探査生物のキャストとなるため,3コストで5/5が2体です。ナイスコンボ!7コストが重ければ ”わめき騒ぐマンドリル” を,大型生物が好きなら "墓忍び" を。

[3]その他

このデッキには ”包囲サイ” が入っていますが,”包囲サイ” →”太陽冠のヘリオッド” とつなぐだけで5/6のサイができます。効果でトランプル&絆魂。ライフを得ると+1/+1カウンターが乗りますね。といった小さなコンボも搭載できます。

画像10

”耐え抜くもの、母聖樹” の存在が大きく”暗殺者の戦利品” が抜けたり,大型生物を多数搭入していることから ”夏の帳” か ”召喚の罠” で迷ったりとこのデッキもまだまだ楽しめます。早期に ”武勇の場の執政官” が着地すると気持ち良すぎる。

画像12


今回のデッキはニックフィット仲間の生配信からヒントを得たデッキでした。”怪物の代言者,ビビアン” を主軸としたこのデッキは自分の好きな大型生物を投入することができるニックフィット本来の楽しさを感じられるかと思います。しかも,バリスタコンボを搭載しなければとても安い。

アツい夏ですが,良いレガシーライフを。