葛藤

大学院生で自分がうつ病っぽかったとき、精神科を受診するべきかどうかで迷っていた。今考えれば、どちらも正解だったんだと思う。

私は結果的に受診はしなかった。精神と身体の不調を抱えながら就職活動と修士研究を無理やり遂行し、修了して就職した。

もし受診していたら、何かしらの疾患で、いくらかの期間の自宅等での加療を要すると診断され、就職活動と修士研究を中断して留年する決断をした可能性がある。それはそれで間違いではないと思う。だってしんどかったんだもん。あとそうしたらもっと元気に悔いのない就職ができたかもしれないし(今の就職先に大きな悔いがあるわけではない)。ただこの決断にはデメリットもあり、それは留年して就職活動に悪い影響を及ぼさないだろうかという不安とともに療養期間と就職活動期間を過ごすことになることだ。一長一短、トレードオフということだ。


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