見出し画像

【4/10対広島6回戦●】ガンケル好投も打線が援護できず…

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、引き分け挟んで3連敗です。

2試合続けて先発投手が崩れていたので、この日の先発ガンケル選手に対して「なんとか試合を作ってくれ!」と阪神ファンの多くが思っていたはずです。

その期待にガンケル選手はしっかりと応えてくれましたが、打線が援護できず1対0のまま敗れてしまいました。

阪神の良いところは正直少ないですが、いつも通り気になった選手・気になったポイントを挙げていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

スポナビ 野球速報


スタメン

スポナビ 野球速報


野手成績

スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報


投手成績

スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報


気になった選手

ガンケル

阪神先発は前回登板で初回から満塁本塁打を浴び負け投手になっていたガンケル選手でした。

前回登板では制球が乱れており、特に変化球を投げるときには引っ掛けてワンバンになることが多かった印象です。

そこからどのように修正してくるか見物でしたが、見事に修正し素晴らしい投球を見せてくれました。


7回 87球 被安打3 奪三振3 与四球0 失点1という内容で8回もいけそうでしたが、そこは球数の兼ね合いもあってか7回で交代しました。

テンポの良さを考えると完投もいけそうでしたが、病み上がりでさらに昨年も7回近辺で変わっていたので、100球未満が制限なのかもしれません。


2回表4番マクブルーム選手にインローのストレートを弾丸ライナーでレフトにぶち込まれた以外は完璧で、低めに変化球を集めてゴロアウトを量産するらしい投球を見せてくれました。


ガンケル選手は

「マクブルームに失投を捉えられましたけど、それ以外は有利なカウントでゲームを進めていけた」
「本当に前回が全然ダメで、今回はよかったと思う」
「簡単に言うと、真っすぐホームに向かって投げる」

とコメントしており、前回登板から上手く修正できたことを明かしています。

打線の援護がなく負け投手になってしまいましたが、このような投球を続けて”サンデーガンケル”としてチームに流れを呼び込み続けて欲しいと思います。


島田海吏

完封負けなので野手はどうしてもネガティブな内容が多くなってしまいますが、そんな中ポジティブな内容で気になったのは島田海吏選手です

前日の4月9日に1軍合流を果たし、即代打で出場すると森下暢仁選手から四球を選び爪痕を残していました。

この日も8回裏に代打で出場すると、スタメンの選手たちが苦しめられていた遠藤淳志選手の8球目をレフト前に弾き返して今季初ヒットを放ちます。

スタメンの選手たちが遠藤選手のストレートに差し込まれていた中で、粘ってストレートを弾き返したのは非常に素晴らしかったです。


試合後矢野監督は

「普通にいけばずっと1軍にいるような調子で来ていた。ここからスタメンで出るようなところまで上がっていってくれたら」

と島田選手に対して期待するコメントを残しています。

島田選手が元気であれば、1番に島田選手を起用し近本光司選手を3番に回すことができます。

そうすれば打線の中で比較的好調な近本選手・佐藤輝明選手・大山悠輔選手・糸井嘉男選手を固めることができます。

いろんな選択肢を増やすためにも島田選手の活躍が楽しみです。


気になったポイント

1回裏の攻撃

この日の阪神が2塁にランナーを進めたのは”7回裏・9回裏”の2度でどちらもクリーンアップの選手が凡退し得点には繋がりませんでした。

阪神ファンとしては苛立ちが募るような展開ですが、現状1番得点が期待できるクリーンアップにチャンスで打席を回しているので、ある種仕方ないと言えると思っています。


一方で1回裏の阪神の攻撃がかなり気になりました。

先頭の近本光司選手がセンター前ヒットを放ちます。

続く2番中野拓夢選手でどのようにチャンスを広げるのかに注目していたのですが、結果はショートゴロ併殺打で思わず溜め息をついてしまいました。

盗塁王コンビでチャンスを拡大するどころか併殺打でチャンスを潰してしまっていては得点が増えるわけがありません。


さらにこの中野選手の打席ではカウントがボール先行で、作戦を仕掛けられる状況ではあったと思います。

ですが偽走以外の動きはなく結果的に併殺打でチャンスを潰しています。


盗塁やエンドランなどの動きがあっても良いように感じますが、このような作戦系は我々ファンなどの外野の人間には分からない理由があって動いていない可能性があるので、無闇に「なんで動かないんだ!」と言うつもりはありません。

ただこの場面で簡単にショートゴロを打ってしまう中野選手の打撃の状態が心配です。

こういう状態では送りバントをさせたくなってしまうので、2番打者として相手に与える怖さが減ってしまいます。

バントという選択肢もありながら、基本はヒッティングでチャンスを拡大できる状態に2番を打つならなってもらいたいなあと感じたので、取り上げました。


打順

先ほどの続きになるのですが、現状の得点力不足を解消するために「もっと打順をいじっても良いんじゃないかなあ」と感じています。

最近の打順で気になるのが2番中野選手と好調な打者が離れすぎているところです。


今シーズンここまでの中野選手は打率が.241と低く、さらに四球が0で三振数がリーグワースト4位の14個と2番打者としての嫌らしさが全く感じられません。

2番という打順にハマる選手の特徴は”出塁能力が高く嫌らしさがあること”か”2番打者最強説に従う”かの2択だと個人的に思っていて、近年のプロ野球の傾向としてはその中間のような2番打者が多いような気がします。
(ヤクルト:青木宣親選手 巨人:坂本勇人選手)

昨年の阪神は嫌らしさがある2番打者として糸原健斗選手を起用していましたが、サンズ選手・佐藤輝明選手らの不調により糸原選手がいろんな打順に回らざるを得なくなると、中野選手が2番に入るようになりました。

”近本・中野”の1,2番は脚でかき回せるので、かなり魅力的にも見えます。

ですが個人的にはガンガン振っていくタイプの2人が並んでいるのでどちらかの調子が落ちたときに嫌らしさがなくなり、得点力に影響が出ると思っています。
(中野選手が近本選手のように最多安打争いに絡めるようになるか糸原選手のような四球を選べる選手になれば2番を打って欲しいとは感じます。)

その調子が落ちて嫌らしさがなくなっているのが今の1,2番です。

仮に今の打順でチームがここまでのどん底でないのであれば、中野選手の復調・レベルアップを期待して2番で起用し続けるのはありだと思います。

ですが現在のチーム状況は見ての通りどん底なので、機能していない打順を我慢し続ける余裕はないんじゃないかなあというのが私の感想です。


次に好調な打者が離れすぎていることに関してです。

現在の阪神で比較的好調な選手は近本光司選手・大山悠輔選手・糸井嘉男選手・佐藤輝明選手の4人で特に近本選手と大山選手が好調だと思っています。

この2人が1番と5番を打っているのが勿体無いように感じます。

先ほども述べましたがこれでチーム状況がどん底でなければ、今の打順で戦い続けるのもありだと思いますが、現在の状況はどん底でここから脱出するためには好調な選手をできるだけ固めて打順を組むべきではないでしょうか。


以上2点を踏まえて個人的に見てみたい打順がこちらです↓
(あくまでも素人の一意見です。温かい目で見守ってください。)

① 右 島田海吏or髙山俊
② 中 近本光司
③ 一 大山悠輔
④ 三 佐藤輝明
⑤ 左 糸井嘉男
⑥ 二 糸原健斗or小幡竜平
⑦ 捕 梅野隆太郎or坂本誠志郎
⑧ 遊 中野拓夢
⑨ 投手

2軍から合流してきて少ない打席である程度の結果を残した島田海吏選手と髙山俊選手のどちらかを1番で起用し、比較的好調な4人を2番以降に固めた打順です。

できるだけ調子の良い近本選手と大山選手に打席数を与えたいので2番と3番にしました。

悩ましいのが糸原健斗選手の扱いで本調子であれば糸原選手で問題ありませんが、現在絶不調です。

売り出し中の小幡竜平選手を見たい気持ちもありますが、”小幡選手・捕手・中野選手・投手”という下位打線ではあまりにも寂しすぎるのが本音です。

なのでなんとか糸原選手に復調してもらって打線に厚みをもたらして欲しいです。

ただここまで深刻な不調時に我慢し続けられるほど、余裕があるチーム状態ではないと思うので、小幡選手・木浪選手・熊谷選手らと状態を見極めながら併用していって欲しいなあと思っています。


ここまで負けが込んでしまっているので、我慢し続けて解決する時期は過ぎたように感じます。

積極的に打順や選手を入れ替えながら、ベストな形を模索していく方が良いように感じたので、偉そうですが意見を述べさせていただきました。

何にせよ矢野監督が考えて下した決断を応援し続けたいと思っています。



阪神関連の記事はこちらです↓

Twitterもやっています↓

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?