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阪神のポジション争いを整理する

こんにちは!かったーです!

先月の秋季練習中に矢野監督から“レギュラーは近本ぐらい?“という言葉がありました。

チーム全体が若いということで競争心を煽るための発言で、梅野・大山あたりがレギュラーに近いのは間違いないと思います。

ただ各ポジションに複数候補がいてるので、その候補達をまとめていきたいと思います。

各選手の年齢は2021年12月7日時点のものです。



●捕手

梅野隆太郎(30歳)
坂本誠志郎(28歳)
榮枝裕貴(23歳)
長坂拳弥(27歳)

捕手に関しては、以前こちらに投稿しています↓

梅野選手の残留によりレギュラー筆頭候補は梅野選手でしょう。

ただ、シーズン最終盤の梅野選手の失速を考えるとある程度の併用が必要だと思うので、2番手以降の選手もかなり重要になります。


1軍確実なのは梅野選手・坂本選手でしょう。

続く3番手の枠を榮枝選手・長坂選手で争う形だと思います。

若さや2軍での打撃成績を考えると榮枝選手が一歩リードといった感じでしょうか。


坂本選手がキャンプ・オープン戦で打撃面でのアピールができればレギュラーを掴むかもしれません。

注目していきましょう!


●一塁手

マルテ(30歳)
大山悠輔(26歳)
原口文仁(29歳)
陽川尚将(30歳)

ここはマルテ選手がほぼ確実でしょう。

来日1年目・2年目と怪我で苦しんだものの、今シーズンはほぼ年間を通して活躍することができました。

ただ、後半戦に打撃成績を落としてしまったので、そこを改善できるかが来シーズンの課題です。


マルテ選手が離脱してしまった際の一塁手は大山選手が筆頭候補でしょう。

ただ、こうなるとチーム全体の打力が落ちてしまう可能性が高いので、陽川選手・原口選手が安定した打力を発揮してくれるのが理想だと思います。


●二塁手

糸原健斗(29歳)
小幡竜平(21歳)
木浪聖也(27歳)
山本泰寛(28歳)
北條史也(27歳)
植田海(25歳)

今シーズンは糸原選手が多くの試合に出場しました。

打撃の方では阪神打線に欠かせない活躍を見せましたが、守備面で足を引っ張ってしまいました。

糸原選手が守備力を改善できれば糸原選手がレギュラーでしょう。

小幡選手・木浪選手・山本選手が打力を付ければ、その選手がレギュラーを取るでしょう。

個人的には肩の強さを活かした守備を見せてくれる小幡選手が好みです。


キャンプ・オープン戦での激しい争いに期待したいです。


●三塁手

大山悠輔(26歳)
佐藤輝明(22歳)
糸原健斗(29歳)

筆頭候補は2年連続20本塁打の大山選手でしょう。

得点圏打率の低さなど昨シーズンと比較すると安定感に欠けるシーンが目立ち、完全なレギュラーを掴むことはできませんでした。

他の候補でいくと佐藤選手・糸原選手が主な候補となります。

ただ、佐藤選手は外野・糸原選手は二塁手での争いが中心になると思っています。

外野手・二塁手で別の選手が台頭してきた時に、佐藤選手・糸原選手が三塁手に回ってくると思います。そうなった時に誰がレギュラーを掴むのかが今から楽しみですね。


●遊撃手

中野拓夢(25歳)
木浪聖也(27歳)
小幡竜平(21歳)
山本泰寛(28歳)
北條史也(27歳)
植田海(25歳)

筆頭候補は中野選手です。

鳥谷選手以降、遊撃手を固定できない状況が続いていましたが、中野選手が一気にレギュラーを掴み取りました。

普通に行けば開幕は中野選手でしょう。

ただ考えたくはないですが、中野選手が2年目のジンクスにはまる可能性があります。

そうなれば、他の選手が奪い返す可能性もあるでしょう。


将来的には小幡選手がレギュラーで出て欲しいなあと勝手に思っています。

あの強肩は魅力的で、同世代の小園選手・根尾選手にも負けない活躍ができると思っています。

打力をアップして二塁手・遊撃手で多くの試合に出場できる姿を期待しています。



●外野手

近本光司(27歳)
佐藤輝明(22歳)
ロハス・ジュニア(31歳)
島田海吏(25歳)
小野寺暖(23歳)
江越大賀(28歳)
髙山俊(28歳)
井上広大(20歳)
大山悠輔(26歳)
原口文仁(29歳)

センターは近本選手で確定でしょう。

3年間右肩上がりで成績を上げていることもあり、阪神の中で1番信頼できる選手です。

「3番を打ちたい」という発言からさらなるレベルアップを目指しているところもさすがですね。


一方の両翼は阪神の大きな弱点となっています。

前半戦はサンズ選手・佐藤選手が素晴らしい活躍を見せてくれましたが後半戦は大きく失速してしまいます。

代わりに出場したロハス選手・島田選手・小野寺選手らも大きな活躍はできませんでした。


そしてサンズ選手が退団したことで、両翼のポジション争いは激しくなります。

現状レギュラーに近いのは佐藤選手・ロハス選手だと思います。

長打がある2人なので、はまってくれれば得点力アップに繋がるでしょう。

島田選手・小野寺選手・江越選手・髙山選手らがしっかりと打力をつけて控えてくれれば、大きな失速なく1年間戦い抜けるでしょう。


また大山選手・原口選手が外野に挑戦し始めました。いろいろなオプションを作っておくことは長いシーズンを戦い抜く上で非常に重要なので、この試みには賛成です。

ただ大山選手が両翼に回らなければならない状況は佐藤選手・ロハス選手が大きく失速し、島田選手らの打力も期待できない時です。

これはできるだけ避けてもらいたいです。

そのためには外野手たちが安定した打撃成績を残さなければなりません。

期待しています。



●最後に

各ポジションの争いを簡単にまとめてみました。

今後新外国人選手などの新戦力が加入するかもしれません。

新戦力・名前が挙がっていない選手も含めて誰が阪神のレギュラーを掴み取るのか今の段階から注目していきましょう。



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