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大須・長久手の幸い


旧友と久々に遊んで楽しかった思い出を炊きたてほやほやの状態でラップに包んで以下に冷凍保存します。こうすることで、以後思い出がボタン一つで一粒一粒ふっくらと思い出せます。オススメ。


なんでもないようなことを大変詳らかに書いておりますがご了承下さい。


2021/9/25.26のこと。

赤木髙本山縣ワイが愛知に会した。

髙本は金沢から、山縣は京都→横浜の道中に帰省も兼ねて、赤木は名古屋在住より。

毎年行っていたチャイ語旅行もコロナ禍になってから自粛、チャイ語メンバーが集まれる現実的かつ小規模な企画として今回決行。ディスイズザスペシャルイベントである。

土曜昼、我が家から車で5分の山縣祖母宅にて山縣を拾う。表札は山縣ではなく山県。京都の山縣家のそれも山県とのこと、豆知識モグモグ。山縣祖母お若い。カーテンを1秒開けた山縣従兄弟がチラ見えす。従姉妹ようちゃんお借りします。

山縣と談笑しながら髙本 will be waitingの名駅太閤口へ。小一時間、東山通を安全運転で。笑いのツボとか機微の話とか。既に至極楽しい。BGMはミスチル時々僕が好きな最近流行った歌詞のダサい曲。誰か歌詞のダサくない僕が好きそうな曲教えて下さい。

太閤口交番前乗降スペースにて想像の1.1倍フォルムの髙本合致。気づいたら髙本が右後部座席のドアを開けてた。赤木の待つ鶴舞赤木宅へ。談笑と運転の両立が上手くいかず、道を間違えまくり21分遅れの13:51に到着。グレーのお洒落長袖シャツ、メンバー唯一の秋の装いにて赤木登場。全員集合にて大須観音へGOGOGO。この辺りからもう笑ってない時間の方が少ない。

大須着。トイレを探す。ドラッグストアのお姉さんに促され、上海のミニ古デパートの様相を呈したアメ横第2ビルの廁所を拝借。にて、いざ食べ歩かんとす。髙本の白Tシャツが薄い&背中に変小さい文字3箇所ほど入ってる&ガッバーナのその香水のせいだよ。

手始めに唐揚げを食べることにする。大須にはたくさん唐揚げ屋があるがその中でもこりゃ絶対美味いだろ指数高な唐揚げ屋にすぐさま逢着。プレーンとおろしポン酢を一つずつ。美味すぎわろジューシーサックンチョポピポピ。糖質制限中チートデイわい大歓喜号泣ギリ耐え。矢場とんの味噌カツ串角煮お大根様も買ってセブイレで飲み物も買って控えめに乾杯し、美味田ペロリンチョ。いやしかし全部笑ける。互いに全発言にいちいちナックルをかけてしまうが、慣れた仲なので上手く不規則の変化にグラブを合わせて軽快にキャッチボールが出来る。ただこのペースで笑っていたら腕おかしなりそう。そんな楽しさ。

そこからはひたすら大須ぶらり。美味しいものにありつき隊。たこ焼きのたこ咲が閉業していることを知る。よく食べた思い出のたこ焼き。切ない。別のたこ焼き屋のプレーンとネギマヨ、包包亭の焼包子にありつき、裏門前公園でいたぁきぁす。向かいのマンションの窓からおばはんにのどかに見守られながら、1時間ほど談笑食い。プロ野球中心の談笑。好きな球団がないことで有名な赤木は話に入らない時間、山型(not山縣)すべり台にたくさんの人が登り降りする様を見つめていたとのこと。趣。ちょちょいと良い塩梅の写真を撮る。公園内のトイレはよっぽど追い込まれてない限りはオススメせん。

ええ時間になり上前津の古書店密集地点に向かう。髙本の久方ぶり来名古屋のモチベーションの一つ、古書店めぐりを4人で、す。計3軒。髙本は全店にて絶版古書を小気味良く数冊ずつ入手。山縣は髙本のオススメをこれまた小気味良く購入。「髙本のオススメだから買う」山縣らしいその小粋なスタンスを翌日髙本が嬉しんでいた。赤木と林は「多分読まない」という小ブスなスタンスで0冊を購入。小粋の道は遠い。しかし初めて(はつめて)の古書店巡りは髙本の骨頂を覗けたこともあり楽しかった。1人で行く日はいつ来るか。

いやはや良い感じに大須を歩けた。林の旧友なめちゃんに遭遇したり顔ハメ看板に2回ほど釣られながら車を停めた駐車場へ戻る。さてか。と、長久手の林宅に下道で向かう。山縣チョイスの「懐メロ」は1991.1992世代の凡人が思うより10年やそこら古い。豆知識モグモグ。名古屋名物基幹バスレーンを走りながら、林宅横の平和堂に着。飲み物とおつまみを買い出し、満をアレして林宅へGO。

家に着き、お部屋を案内しているタイミングでピッタリきこちゃん帰宅。改まって会うのはほぼ初のため新鮮で嬉しさ有り。お土産たくさん持ってきてくれて嬉しい。名古屋在住の赤木がお土産持ってきてないのを気にしてておもろい。ヤーと乾杯して林がつけ麺の支度開始。談笑してもらいながら1時間前後待たせた末、完成。美味しいと言って食べてくれる皆さん。手応え○の品を大好きな皆さんに食べてもらえる幸せを噛み締めた。

あまりにも可愛いうちの猫は大勢来訪時には珍しく、すぐにみんなのもとに出てきた。こう言う時はだいたい小一時間ソファの下に隠れるが、良い感じの空気感を感じ取ったのだろうと思ほゆ。山縣は飼い主と同等レベルにじゃれ合い、赤木は近づき方が下手下手で逃げられにけり。猫の本能と皆の共演がおもろええこっちゃ。

髙本の酒にまつわるエトセトラを久しぶりにきいて泣き笑う。この人の話面白すぎる。腹筋運動さながらにて候。笑えない林のエトセトラが披露され改めて酒飲みまへんと宣言し申しあげたところで宴たけ。赤木を藤が丘駅まで送り山縣を山県まで送り散会。我が家泊の髙本を連れ帰る。帰って風呂入って高本とプロスピ。終盤慣れてくること想定せずに初心者の髙本に手加減してたら、最終手に汗握る乱打線になり15-14で辛勝。プロスピでここまで笑えるんですねと感心。おやすみなさぁせぇ。

2日目は髙本と2人行動。山縣は山県と、赤木は息子と良き時間を過ごしたであろう。
家最寄の某古書店に向かう。髙本が愛知で記者をしていた時代に取材をしたこともある店。高齢の店主が営む圧巻の店構え。入店と同時に立体的に本に包み込まれる。髙本がマジマジと古書を手に取りながら入り口付近、それぞ序の口で20分ほど消費。すると奥のレジからずーっとこちらをチラチラ見ているなぁと思っていた店主がついにレジからこちらに向かって歩き出、話しかけてきた。話の内容を要約すると、髙本が肩から提げるトートバッグが(万引きを匂わせて)不安なので一旦トートバッグをレジで預からせてくれ。とのこと。客として、ひいては記者としても何度も来店している「髙本」であることはマスク関係なしに一切気づかず。ボイーンとはこのことか。多少居心地が悪くなったか、髙本氏物色のペースを上げ、3冊購入。林は漱石の硝子戸の中を古書店デビュー初購入。古書店の醍醐味、絶版購入は次回にお預けです。あざしたー

さてと2人でランチに向かう。9月頭にオープンした愛知県初の蒙古タンメン中本インスパイア、春日井市の誠屋さんへ。店近くにはついたけど、駐車場探し苦戦あるある早く言いたい。

ワシは本家の蒙古タンメンにあたる辛味噌タンメン(3辛)髙本は辛味噌タンメン(10辛)を。東京に行けば必ず中本に行くと言う通(ツウ)髙本の感想やいかに。


辛味噌タンメン3辛

正味な話美味すぎる。チートデイを捧げるに値するに過ぎたる。化調振り切り系はやはり最高。上に乗ってる野菜炒めにも、スープにもガツンと化調がきいてる。辛味噌が超絶ウマカラミソ。想像以上。本家食べたことないけど多分遜色ない。本家食べてから念のためもっかい言うわ。汗だくになりながらも最後までウッマウマで完食。

10辛を食べる髙本。曰く、遜色のない旨さとのこと。やはりか。また本場のやつ一緒に行こうな。

例の如く凡人の2倍時間をかけて食べ進める髙本を幸いすいていた店内で待つこと10分、両者大満足にて店主に顔向け「ご馳走様でした!」とハッキリ発音し退店。あー美味かった。

髙本を栄でおろし解散。オニツカタイガーのお店に行くとのこと。すっきゃなー。

やーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーええ土日だった。伸ばし棒に全ての想いを詰め込みました。上の「あー美味かった」の伸ばし棒数を考えると全体としてよっぽどアレソレです。ありがとうあっぱれ。あっぱれありがとう。


1箇所だけハシゴダカじゃないタカモトがいます。さぁどこでしょう。


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