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キマダラドクバッタを救いたい

へぇい

突然ですが皆さんは、こちらのカード
キマダラドクバッタをご存知でしょうか

この虫は常在効果<トウワタ毒>を持っており

倒されると相手の虫も道連れにできるので、相手はこれ一枚の対処に複数のカードを使うことになります

という売り文句ですが、実際には「蚊遣り火」で焼かれたり、「玉響の蠢き」「蜉蝣の閃き」など「ターン終了時に破壊が確定した虫」の攻撃で倒されてしまい<トウワタ毒>が不発に終わりやすく
緑の体力1200というのも採用率の高い「テナガカミキリ」と被っており
「ゴキブリバチ+顎門」「リュウジン」「リオック」「デスストーカー」などメジャーどころの赤打点でぴったり討ち取られる、風当たりの強い立ち位置です


こちらの記事では、僕は以下のようにこのカードを評しています。

道連れ効果で、相手にリソース消費を強要できます。
が……この効果が相手の玉響蜉蝣とデメリットが被っており、相性が悪いです。(一応リオックの足場を潰せるので、一概に無意味とも言えませんが)

それ以外の処理方法であれば「虫で削って術で焼く」「ダメージを調整して下級で止めを刺す」「観念して中~大型で相打ちを取る」などを強要され、こちらもアレクサンドラ同様に嫌らしい性能です。
特に純粋なランプデッキなどはかなり苦しい一枚です。
反面、効果が有効に働かない相手に対しては、コスト効率の悪さだけが目立ってしまうのと、緑の1200ラインは微妙に風当たりが強いポジションで、テナガ先輩と被っています。
僕はちょっと上手い使い方が考えられていませんが、スペック自体は高いカードだと思うので、環境次第ではと期待を込めて4点です。

我ながら、当時の時点でしっかりこのカードの強みと弱みを把握できていたと思います
その上で「難点も多いが、5コススタッツにこの効果ならそこまで弱くはなかろう」と4点をつけたのですが、想像以上に強みは環境とマッチしませんでした

仮想敵

キマダラの効果を活かすには、まず何よりも「場に生き残る前提で虫を出す」デッキが相手でなければなりません
そのためランプやミッドレンジを「キマダラの仮想敵」と捉えていたのですが、これらは1弾環境よりもかなり数を減らしてしまいました

というのも、2弾で「リュウジンオオムカデ」「金色の顎門」などが登場し、ワンショット型デッキの突破力が向上し、壁として機能する虫の要求値が高くなってしまったためです
「金色の顎門」は言うに及ばず、「リュウジン」はどの属性相手にも1400打点を出せる上、回復不能ダメージを与えるので「皮鎧」対策を兼ねているのもワンショットにフィットしました

このような背景もあり、キマダラは想定以上に環境に合わないカードとなってしまったのです
そしてワンショットはキマダラに強いです
人の心とかないんか


おわりに

今回キマダラの不遇ぶりを書き連ねてきましたが、同時に救う方法を探して日々研究を重ねてもいます

救うのが先か、3弾が出るのが先かもわかりませんが
他の方のキマダラ救済情報にもアンテナを張りつつ、蟲神器を楽しんでいこうと思います

この記事が構築の一助となりましたら幸いです
最後まで読んで頂きありがとうございました
多謝&再見~


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